パーカッションでスティーヴの愛息デューク・ガッドと、ベースにラリーの息子トラヴィス・カールトンが参加した、世界一のグルーヴ・マスターのスティーヴ・ガッド率いるガッド・バンド今年の最新ライヴと、同所に於ける2020年のライヴをカップリング収録した2枚組が初登場!!強靭な肉体と神テクニックで未だに他の追随を許さない超人ドラマーのスティーヴ・ガッドと西海岸随一の名ギタリストのマイルス・ランドウ率いるスティーヴ・ガッド・バンドの、新たにスティーヴの息子のデューク・ガッドと、ラリーの息子のトラヴィス・カールトンが加入して行われたばかりの、2022年2月15日アリゾナ州フェニックスのミュージカル・インストゥルメント・ミュージアム公演と、ジミー・ジョンソンとラリー・ゴールディングスのオリジナル・ラインナップによる2020年1月21日同所に於けるライヴ2公演を、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドにて収録した2枚組が入荷しました!!2年のブランクがありますが、両公演共にコンサートは躍動するアンサンブルが絶品な「ホエアーズ・アース」からスタート。スタジオ録音を軽く凌駕する、ライヴならではのノリとグルーヴィーな演奏が早くも観衆の心を鷲掴み。ラリー・ゴールディングスに代わり90年代にブルーノートと契約しロン・カーター、ジャック・ディジョネットとの傑作のリリースやソニー・ロリンズやジョン・スコフィールドのグループでも活躍し、ジョー・ヘンダーソンやパット・メセニーやクリス・ポッターらとの共演でも知られる、ラリー以上の実力派キーボード奏者ケビン・ヘイズを筆頭に、各メンバーの挨拶代わりのツボを得たソロ、ラストのガッドのシンプルながら年齢を感じさせないパワフルで正確無比なソロもグッドです。また全編に渡り、このバンドのサウンドの要となる、スティーヴ・ルカサーが“世界で5本の指に入る”と称賛し、そのルカサーの後任としてボズ・スキャッグスのバンドに参加し、その後はマイルスからピンク・フロイド他多数のセッションに関わり、平行してソロも盛んなランドウの優れたギター・ワークによる燻銀のプレイや、父親譲りのセンス抜群のトラヴィスのベース、偉大なる父親のDNAを引き継ぎ並外れたリズム感を持つデュークのプレイと、各メンバーのソロをフューチァーし徐々に盛り上げて行き、最後にガッドによる緩急自在なガッド節全開のソロを聴かせてくれる。テクニックを極めてさらに上のレベルに達したメンバー達が、心底ただ音楽を楽しむためだけにプレイする、一切の贅肉を削ぎ落としたシンプルでタイトな、一見誰でも出来そうながら絶対に真似の出来ない彼らだけの見事なグルーヴが眩しすぎる名演奏を聴かせてくれます!