11年ぶりとなる新作アルバム『FREEDOM』の発売を控え、一足早く全米ツアーを開始したJOURNEY。その速報レポートとなる最新ライヴアルバムが2作同時リリース決定です!本作は、そんな2タイトルの第一弾。「2022年2月28日ボストン公演」の超極上オーディエンス録音です。昨年シングル『The Way We Used To Be』と共に活動を再開したJOURNEYですが、その後に早くもメンバー・チェンジが勃発。ランディ・ジャクソン/ナラダ・マイケル・ウォルデンが脱退してしまいました。まずは、スケジュールで近況を整理しつつ、ショウのポジションを確かめてみましょう。2021年《6月24日『The Way We Used To Be』発売》《7月:マルコ・メンドーザ/ディーン・カストロノヴォ加入》・7月29日ー9月18日:北米#1(7公演)・12月1日ー31日:北米#2(8公演)2022年《1月:マルコ→トッド・ジェンセンに交代》・2月22日ー5月17日:北米#3(42公演)←★ココ★ これが2021年/2022年のJOURNEY。新型コロナ・パンデミックもあって2020年は沈黙していましたが、シングル発売を機にツアーも開始。しかし、その際にはすでにランディ/ナラダ組は離脱しており、マルコ/ディーンに代わっていました。しかし、そのラインナップも仮でして、年の改まった2022年にはマルコも離脱。元DORO/HARDLINEでポール・ロジャースやアリス・クーパーとの活動でも知られるトッド・ジェンセンにチェンジしました。現在は、そのラインナップで本格的な全米ツアー「北米#3」を実行中。本作のボストン公演は、その序盤5公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、ダイナミックな極上オーディエンス。久々のツアーだけに録音にも注目が集まっているわけですが、本作は早くも「ツアーNo.1ではないか!?」と囁かれている業物なのです。とにかく芯が極太で力強く、それでいてホール鳴りのスペクタクルも絶品。芯にだけ注目するとサウンドボード的な密着感で距離を感じさせずにグイグイと迫ってくる。ところが、その芯からオーラのように立ち上るホール鳴りが極めて伸びやかで、演奏音がどこまでも突き進んでいくような天翔る高揚感なのです。もちろん、そんな鳴りがディテールを隠したり濁らせたら元も子もありませんが、本作にその心配はなし。鳴り自体は厚みもあるのですが、それが妙に透き通っており、芯の突進力を遮らない。ゴリゴリとしたベースもふくよかでありつつ、1音1音の輪郭もクッキリとしています。「2022年のオーディエンスはここまで凄いのか」とタメ息が漏れる名録音なのですが、それには理由もある。実は、現代の名匠と噂の達人録音なのです。その達人とは「Farve4」氏。名前を聞いたことのある方もいらっしゃると思いますが、最新ショウの極上品を次々と発表している人物。ホール&オーツの『MANSFIELD 2021』やFLEETWOOD MACの『BOSTON 2019』、THE EAGLESの『BOSTON 2018 1ST NIGHT』と、さまざまなバンドの名作が大好評を賜っている。本作はそんな達人コレクションのJOURNEY編なのです。しかも、本作はその原音をブラッシュアップ。細心マスタリングで磨き込んだ最高峰盤です。そのポイントは中高音。ネットの原音ではわずかにジリジリとした歪みを含んだ質感だったのですが、本作では帯域分析の上で違和感を緩和。アナログ的なふくよかさまで宿るナチュラル・サウンドを実現しました。とにもかくにも、高揚感たっぷりの「輝きのサウンド」で歴代の名曲群を味わえるライヴアルバムです。オーディエンス録音は技術の進歩を肌感覚で感じられる特異な文化ですが、本作は人類がたどり着いた「2022年の最先端」を教えてくれる。単なる最新レポートの域を超えた感動の音が詰まった新名盤。「2022年2月28日ボストン公演」の超極上オーディエンス録音。現代の名手として話題の「Farve4」氏の最新録音で、とにかく芯が極太で力強く、その芯からオーラのように立ち上るホール鳴りが極めて伸びやか。演奏音がどこまでも突き進んでいくような天翔る高揚感とスペクタクルまで宿っている。美しくダイナミックな「輝きのサウンド」で新曲「The Way We Used To Be」も楽しめる最新ライヴアルバムです。TD Garden, Boston, MA, USA 28th February 2022 TRULY PERFECT SOUND
Disc 1 (55:31) 1. Only the Young 2. Stone in Love 3. Don't Stop Believin' 4. Faithfully 5. When You Love a Woman 6. Ask the Lonely 7. Who's Crying Now 8. Mother, Father 9. Lights 10. The Way We Used to Be
Disc 2 (43:46) 1. Lovin', Touchin', Squeezin' 2. Piano Solo 3. Open Arms 4. Suzanne 5. Guitar Intro/Wheel in the Sky 6. Separate Ways(Worlds Apart) 7. Be Good to Yourself 8. Any Way You Want It
Arnel Pineda - Vocals Neal Schon - Lead Guitar Jonathan Cain - Keyboards, Rhythm Guitar Jason Derlatka - Keyboards, Vocals Deen Castronovo - Drums, Vocals Todd Jensen - Bass