再評価高まる“THE HOUSE OF BLUE LIGHT Tour”から新名盤が誕生! 伝統作『NOBODY'S PERFECT』の元にもなった名演をフル体験できる極上ライヴアルバムが永久保存決定です!!そんな本作に吹き込まれたのは「1987年8月22日オスロ公演」。その極上オーディエンス録音です。1987年と言えば、当店では英国3部作『WEMBLEY 1987』『WEMBLEY 1987 2ND NIGHT』『EDINBURGH 1987』も記憶に新しい。その編の状況を把握する意味でも、当時の日程を振り返っておきましょう。1987年《1月12日『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』発売》・1月26日ー2月28日:欧州#1(22公演)・3月3日ー3月8日:英国(5公演) ←※英国3部作・4月15日ー5月30日:北米#1(28公演)←※公式NOBODY'S PERFECT《5月30日:リッチーが左手を負傷》・8月19日ー9月7日:欧州#2(12公演)←※公式NOBODY'S PERFECT 1988年《6月『NOBODY'S PERFECT』発売》・7月31日:MONSTERS OF ROCK ITALY出演・8月11日+16日:北米#2(2公演)・9月9日ー29日:欧州#3(14公演)これが『THE HOUSE OF BLUE LIGHT』時代のDEEP PURPLE。本作のオスロ公演はリッチーの負傷で中断していたツアーの再開直後。「欧州#2」の2公演目にあたるコンサートでした。英国3部作はツアー序盤だったわけですが、公式『NOBODY'S PERFECT』はその後の「北米#1」「欧州#2」の5公演から制作されました。ここでその内訳も確認しておきましょう。北米#1・5月23日:アーバイン公演(フル4曲)・5月30日:フェニックス公演(フル3曲+部分1曲)欧州#2・8月22日:オスロ公演(フル3曲+部分2曲) ←★本作★・9月4日:ミラノ公演(フル1曲)・9月6日:ヴェローナ(部分1曲)……と、このようになっています。5公演から収録されたとは言っても均等ではなく、メインとなったのはアーバイン公演とオスロ公演(本作)。いかに納得の行く充実した名演だったのかが分かるでしょう。そんなショウを完全収録した本作は、極上の銘品。ごく最近になって名門「Krw_co」から発掘された2ndジェネ・マスターなのですが、とにかくクリアで密度もたっぷりなら鳴りも美しい。最近のタイトルを引き合いに出すなら『EDINBURGH 1987』と『WEMBLEY 1987 2ND NIGHT』の中間。空間感覚は前者に近く、安定感と美しさは後者に肉薄する感じでしょうか。両作のどちらか一方でも体験された方ならピンと来ると思いますが、よくまぁ1つのツアーでこれだけの名録音が立て続けに出てくるもんだ……と感心してしまう逸品なのです。しかも、本作はそんな原音を細心マスタリングで磨き上げた最高峰。例えばピッチ。カセットからのデジタル化の際に狂ったのか、面割りでピッチが異なっており、特に開演から「Lazy」までは速かった。さらにサウンド面でも、ネット原音は極端なハイ上がり。当店では、これまで無数のDEEP PURPELEタイトルを扱っており、出音の特性も熟知している。原音の鳴りや精密さを最大限に活かしつつ、可能な限り「1987年の現場音」も正確に再現しているのです。そんな端正サウンドで描かれるのは「芯のNOBODY'S PERFECT」と言うべき(ほぼ)フルショウ。もちろん、アナログ・カセット時代ですからテープチェンジ等の録音漏れはあるわけですが、ほとんどが曲間。正確に言いますと、演奏音が欠けているのは「Lazy」最後のジャン!だけです。とは言え、その全景は『NOBODY'S PERFECT』とも異なっている。最後に比較しながら整理しておきましょう。70年代クラシックス・マシン・ヘッド:Highway Star/Lazy/Space Truckin'(★)/Smoke On The Water(★)・その他:Black Night(☆)/Child In Time(☆)/Strange Kind Of Woman/Woman From Tokyo 再結成時代
・パーフェクト・ストレンジャーズ:Perfect Strangers/Knocking At Your Backdoor・ハウス・オブ・ブルー・ライト:The Unwritten Law(*)/Dead Or Alive/Hard Lovin' Woman(★)/Bad Attitude・その他:Difficult To Cure(*)※注:「★」印は『NOBODY'S PERFECT』に丸々採用された曲で「☆」印は部分的に使用された曲。「*」印は『NOBODY'S PERFECT』で聴けなかった曲。1972年の初来日は『MADE IN JAPAN』が象徴であっても、現場オーディエンス録音も素晴らしいものでした。本作はその80年代版となるものです。『NOBODY'S PERFECT』にもっとも多くの曲が採用された名演。その現場を本生100%のオーディエンス・サウンドで極上体験できるライヴアルバムなのです。本番から35年の時空を超えて飛び出した新名盤。『NOBODY'S PERFECT』のメインともなった「1987年8月22日オスロ公演」の極上オーディエンス録音。名門「Krw_co」から発掘された2ndジェネ・マスターで、とにかくクリアで密度もたっぷりなら鳴りも美しい。空気感のド真ん中を貫く芯は力強く手応えたっぷりで、鳴りの安定感と美しさも素晴らしい。しかも細心マスタリングで磨き上げた最高峰。開演から「Lazy」までは速かったピッチも正確で、極端なハイ上がりサウンドも現場の出音に忠実に整えられています。公式『NOBODY'S PERFECT』の背骨となった名演をフルで現場体験できる新名盤です。Vallehovin, Oslo, Norway 22nd August 1987 TRULY PERFECT SOUND
Disc 1 (56:54) 1. Intro 2. Highway Star 3. Strange Kind Of Woman With Jesus Christ Superstar 4. The Unwritten Law (Incl. Drums Solo) 5. Blues 6. Dead Or Alive 7. Perfect Strangers 8. Hard Lovin' Woman 9. Bad Attitude 10. Child In Time
Disc 2 (49:21) 1. Difficult To Cure 2. Jon Lord Solo 3. Knocking At Your Backdoor 4. Lazy 5. Space Truckin' 6. Black Night with Running Bear 7. Woman From Tokyo 8. Smoke On The Water Ian Gillan - Vocals Ritchie Blackmore - Guitar Roger Glover - Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums