近年マスター直、或いはロウ・ジェネレーションのテープからのデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされておりますが、よく見ると“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二種類があることにお気付きでしょうか。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなります。今回は“ブラッシュド”シリーズからフリートウッド・マック登場です。来日もあった1979年から80年へかけて行われた『タクス』のツアーです。ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサーのブルース期は終わり、バッキンガム・ニックスを吸収合併、クリスチャン・マクビー、スティーヴィー・ニックスの二枚看板でポップ路線に舵取りしてからの絶頂期。大ヒット・アルバム『ファンタスティック・マック』『噂』『牙』、これらを一堂に味わえる素晴らしい内容。もちろんこの時期の編集ライヴ・アルバムがオフィシャルでもリリースされていますが、やはり一つの公演を通して聴ける醍醐味はコレクターズ・アイテムならでは。各スタジオ・アルバムではコンパクトにポップにまとまっていた楽曲もライヴではバンド・パートも大きくフィーチャーされリンジー・バッキンガムのギターも見せ場たくさん。『TUSK』ではゴージャスなホーン・セクションも参加しています。今回“ブラッシュド”シリーズとなったのは元々ヒス・ノイズがかなり強く、それをまさに“ブラッシュ”したからです。Recorded Live at The Forum, Inglewood, CA, December 06, 1979 // TUSK Tour
EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard First Generation Tape // 124 min
DISC 1 01. Intro / Tuning 02. SAY YOU LOVE ME 03. THE CHAIN 04. DON'T STOP 05. DREAMS 06. OH WELL 07. RHIANNON 08. OH DADDY 09. WHAT MAKES YOU THINK YOU'RE THE ONE 10. SARA 11. NOT THAT FUNNY 12. SAVE ME A PLACE 13. LANDSLIDE
DISC 2 01. TUSK (with The USC Marching Band) 02. ANGEL 03. YOU MAKE LOVING FUN 04. I'M SO AFRAID 05. WORLD TURNING 06. BLUE LETTER 07. GO YOUR OWN WAY 08. SISTERS OF THE MOON 09. SECOND HAND NEWS 10. SONGBIRD
Mick Fleetwood - drums, cowbell, congas, gong, wind chimes, talking drum John McVie - bass Christine McVie - Hammond organ, Yamaha CP-30, piano, accordion, acoustic guitar, maracas, vocals Lindsey Buckingham - lead guitar, acoustic guitar, vocals
Stevie Nicks - vocals, tambourine, cowbell Ray Lindsey - rhythm guitar Jeffery Sova - keyboards Tony Todaro - percussion