【1985年ロンドン公演の極上オーディエンスマスター初公開!】内容は、1985年3月5日のロンドン、ウェンブレー・アリーナ2DAYS公演の2日日をクリアで広がりのあるステレオ・オーディエンス録音で完全収録した初公開音源です。この音質はサウンドボード録音に迫るクオリティを誇るのみならず、ステレオ感もバッチリの極上マスターです。重鎮テーパーが自ら地元で録音を敢行しただけに、その名に恥じない素晴らしいクオリティで楽しんでいただけます。【BEHIND THE SUNツアーの最初期の貴重なステージ】ここでこのツアーのベースとなったアルバム「BEHIND THE SUN」に纏わる時期のクラプトンの活動をおさらいさせてください。それは以下になります。≪1984年3月~4月:アルバム「BEHIND THE SUN」レコーディング≫・1984年6月~7月:ロジャー・ウォータースとの「Pros And Cons Of Hitch-Hiking」ヨーロッパ&北米ツアー参加 ≪1984年秋:アルバム「BEHIND THE SUN」追加レコーディング≫・1984年11月~12月:オセアニア&香港ツアー ・1985年2月:イギリス、ブリクストン・アカデミーでツアーリハーサル・1985年2月27日~3月15日:UK&北欧ツアー ←★ココ★≪1985年3月1日:アルバム「BEHIND THE SUN」リリース≫
・1985年4月~5月:全米ツアー・ファーストレグ 84年秋に最終レコーディングを終え、アルバムを完成させたクラプトンは、アルバムのリリースを待たず、オセアニア&香港ツアーに出ます。早く新曲を披露したくて堪らなかったのでしょう。それだけの自信作であったことが窺えます。このツアーはアルバム同様、シンセサイザーに元クオーターマスのキーボーディスト、ピーター・ロビンソンを加え、クリス・スティントンとのダブルキーボード体制で実施したものですが、ライブステージとなると、当該アルバム収録曲を再現するためにフィーチャーしたシンセサイザーの違和感がどうもぬぐえない、という結果になりました。アルバムも、現在の評価の低さはそこにあり、いわゆる「クラプトンらしくない」サウンドだったわけです。そこで、それを感じ取ったクラプトンは、やはりセカンドギターが必要だと判断し、84年のロジャー・ウォータースのツアーで知り合ったティム・レンウィックを口説き、加入させます。そしてリハーサルに臨んだところ、サウンドはクラプトンが納得するものに戻りました。そこで実施されたのが、このロンドン公演を含む、イギリス&北欧ツアーだったのです。特に地元のロンドンでの初日公演でがっちり手応えを感じたクラプトンは気を良くしてこの2日目公演に臨みました。前日公演よりも演奏曲数は多く、アンコールでYou Don't Know Like I Know(レコーディングしながら「BEHIND THE SUN」の収録から漏れたナンバーでした)が1曲多い充実のステージとなっています。さらにこの日は、ミュージシャンとしても実力のある俳優ダン・アクロイド(映画「ブルース・ブラザーズ」、「ゴースト・バスターズ」で有名なコメディ俳優。この時クラプトンバンドに在籍していたベーシストのドナルド・ダック・ダンとも「ブルース・ブラザーズ」で共演していました。正しくは「エイクロイド」と発音するようですが、紹介するクラプトンは「アクロイド」と言っています)が飛入りし、アンコールラストのMCでメンバー紹介を務めた上に、この曲で怒涛のブルースハープとボーカルを披露しているというトピックがあります。クラプトンも映画「ブルース・ブラザーズ」には親しみ、後年には「ブルース・ブラザーズ2000」に出演するまでになりましたので、この時のアクロイドとの共演はクラプトンにとっても思い出深いものとなったことでしょう。そうした見せ場以外にもこの日のステージはクラプトンの好調さゆえに聴きごたえたっぷりです。前日公演でもハイライトとなった新曲Same Old Bluesでのプレイはこの日も凄まじい!息が止まるような怒涛のプレイが畳みかけられています。尤も前日にはこの曲でレスポールを使用しましたが、この日は終始ブラッキーで通したようなので、この曲でもブラッキーをプレイしています(この日のクラプトンのルックスは、白いパンツに淡いブルーの半袖開襟シャツでした)。そしてアンコールの最後まで弾き捲り。サウンドボードの既発盤では分からなかったオーディエンスのリアルな盛り上がりが本盤では生々しく伝えられます。マニアの方ならサウンドボードのみならず、このオーディエンスソースもお聴きになりたいはず。初公開の極上マスターです。録音者提供の初登場オリジナル・マスター。音質・内容、素晴らしいです!Wembley Arena, London, UK 5th March 1985 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)★初登場音源
Disc 1 1. Everybody Ought To Make A Change 2. Motherless Children 3. I Shot The Sheriff 4. Same Old Blues 5. Blues Power 6. Tangled In Love 7. Steppin’ Out (featuring Shaun Murphy) 8. Tulsa Time 9. Lay Down Sally 10. Something Is Wrong With My Baby (featuring Marcy Levy)
11. Badge 12. Behind the Sun 13. Wonderful Tonight
Disc 2 1. Let It Rain (fade in) 2. Who's Lovin' You Tonight /Have You Ever Loved a Woman 3. Cocaine 4. Layla 5. Knock On Wood 6. You Don't Know Like I Know 7. Further On Up The Road*
Eric Clapton - guitar, vocals Tim Renwick - guitar Chris Stainton - keyboards Donald 'Duck' Dunn - bass Jamie Oldaker - drums Marcy Levy - backing vocals Shaun Murphy - backing vocals *Dan Aykroyd - vocal, harmonica