レッドマン、メルドー、マクブライド、ブレイド…類は友を呼ぶではないが、その後の音楽シーンを担うこれだけの才能が奇跡的に出会い、魂の邂逅により新たな音楽を創造して行く様は、月並みではありますかまさに手に汗握るとはこういうことなのだと…稀少なライヴが初登場!!新たな才能と言われる、優れたテクニックは無論、年代的にジャズという手法を使ってはいるが他のジャンルであるロックもヒップホップも分け隔たりなく聴いて育ってきた世代が、全てのジャンルのいいところを貪欲に取り入れて融合させて全くの新しいジャズを築いてしまった張本人達がこの4人なのだ!現在ではこの4人が一緒に活動していたことが奇跡なのだが、その稀少なザ・カルテットの1994年7月9日フランスのヴィエンヌ・フェスティバルに於けるライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて80分に渡り完全収録した歴史的音源が入荷しました!!プログラムは当時の若手のリーダー的な存在となるジョシュアの楽曲を中心に構成されており、ジョシュアはあの特徴的な全身をよじらせながらブローを吹きまくり、楽曲のオープニングを兼ねたマルチフォニック奏法での無伴奏ソロなど、全編に渡りリーダーシップを発揮している。また、目を閉じて聴いていると、2人のピアニストが弾いているような独自の卓越したテクニックで、フレーズだけでなく音色や音量、残響の長さや深さまでをも完璧にコントロールするメルドー、マクブライドとブレイドの楽曲毎に異なったアプローチ(どんだけキャパが広いんだ!)でレッドマンとメルドーに刺激を与え、彼らの持つ能力を極限まで引き出すリズム・セクションと、新たなジャズが誕生していく歴史的瞬間を聴き逃すな!!