ハービー自ら「ラウンド・ミッドナイト・バンド」と名乗って出演した1987年のストックホルム公演のライブを最新のデジタル・トランスファーされた音源で収録した最高のライブ・アルバムが登場しました。ライブ冒頭、司会者のメンバー紹介に続きハービーが「ラウンド・ミッドナイト・バンドです。皆さんご存知ですか?」と会場のオーディエンスに説明したことで良く知られたライブをオフィシャル基準の音質ではじめて収録しています。音質の良さは無論、豪華メンバーによる素晴らしいパフォーマンスは圧巻です。スティングのバック・バンドに参加してジャズファン以外からも注目を浴び、自己のバンドを結成し当時メキメキと頭角を表してきていたブランフォード・マルサリスを筆頭にベースにはハービーから絶大な信頼を得ているバスター・ウィリアムス、そしてドラムスにはご存知トニー・ウィリアムスで構成された正に至高のカルテット。水を得た魚の如くスウィングするハービーのピアノにはワクワクします。
ライブ・アット・コンサートハウス、ストックホルム、スウェーデン 10/25/1987 1.Introduction 2.Oleo 3.Dolphine Dance 4.Sister Cheryl 5.Deception 6.Round Midnight ハービー・ハンコック(p) ブランフォード・マルサリス(ts) バスター・ウィリアムス(b) トニー・ウィリアムス(dr)