1987年、1月30日にカナダ、ヴァンクーバーの伝統あるヴィクトリア・シアターにスペシャル・メンバーを要したカルテットで出演した幻と言われたライブを発掘された放送音源にて収録したファン必聴、必携となるアイテムです。ライブ前年となる1986年にリリースされたアルバム「カルテット・ウエスト」とはメンバーが異なっておりソプラノ・サックス&テナーにはブランフォード・マルサリス、ピアノにはケニー・カークランド、そしてドラムスにはビリー・ヒギンズというファン驚愕となるカルテットとなります。1987年という年はヘイデンが最も活躍したことで知られており、カルテット・ウエストでのライブ、リベレーション・ミュージック・オーケストラを伴ったツアーもヨーロッパ各地で絶賛されました。また、アルバムではジェリ・アレン、ポール・モチアンが参加した「エチュード」のリリース、チェット・ベイカーが参加した「サイレンス」もリリースされ名実共にヘイデンが大きくクローズアップされたのもこの年となります。本ライブにおいてサックスで抜擢されたブランフォード・マルサリスはこの4年後にリベレーション・ミュージック・オーケストラのアルバム「ドリーム・キーパー」にも抜擢されております。さて、リリースされたヴィクトリア・シアターにおけるライブは、カナダでラジオ放送されたライブを録音したカセットテープから収録され若干の経年劣化が感じられますが、ケニー・カークランドのピアノ、ブランフォードのテナー・ソロなど、非常に内容の濃いステージをご堪能して頂けます。ライブ・アット・ヴィクトリア・シアター、ヴァンクーバー、カナダ 01/30/1987
1.Hermitage 2.The Good Life 3.Lonely Woman 4.Bay City 5.Silence 6.Just You Just Me チャーリー・ヘイデン(b) ブランフォード・マルサリス(ss, ts) ケニー・カークランド(p) ビリー・ヒギンズ(dr)