遂に動き出したメタル界最大の大物、IRON MAIDEN。リニューアルした“LEGACY OF THE BEAST World Tour”を味わえるスーパー・ライヴアルバが爆誕! 超ド級のクオリティをいち早くご体験いただくため緊急リリース決定です!!そんな本作に吹き込まれているのは「2022年5月31日カウナス公演(リトアニア)」。その一部始終を真空パックした超絶級オーディエンス録音です。本作は、現在世界中のコレクターが色めき立っている衝撃の新名盤。まだツアーも始まったばかりだというのに、マニア筋から「これぞツアー最高傑作!」「これ以上のサウンドはあり得ない!!」と絶賛を振りまいているスーパー録音なのです。その気になるクオリティの前に、まずはショウのポジション。映像作『ZAGREB 2022』が好評を博しましたが、今回はライヴアルバムの第一報でもあるので、改めて“LEGACY OF THE BEAST World Tour”の全景からおさらいしておきましょう。2018年・5月26日ー8月11日:欧州#1(38公演)2019年・7月18日ー9月30日:北米#1(38公演)←※公式CD・10月6日ー15日:南米(6公演)←※プロショット 2022年・5月22日ー7月31日:欧州#2(29公演)←★ココ★・8月27日ー9月7日:ブラジル/メキシコ(5公演)・9月11日ー10月27日:北米#2(24公演)これが(期せずして)5年越しとなってしまった“LEGACY OF THE BEAST World Tour”の全景。新型コロナ・パンデミックで中断していた日程が2022年になって再起動。先日の『ZAGREB 2022』はその初日だったのに対し、本作のカウナス公演は9日後の4公演目にあたるコンサートでした。そんなショウは、将来「超極上録音が残された日」として記憶されることでしょう。実際、本作はそれくらい凄い。ざっくばらんに言えば「まるでサウンドボード」……いや、もっと凄い。それこそ最新オフィシャルの『NIGHTS OF THE DEAD』と続けてかけても聴き劣らない凄まじさなのです。もちろん、音色的に違いがあるので「聞き分けできない!」と言ったら語弊がありますが、芯の太さやゼロ距離感、ディテールの細やかさといった各要素はまったく負けてないないのです。特に衝撃的なのは、セパレート感でしょうか。厳密に表現すると公式ほど左右に吹っ飛ぶようなステレオ感ではないのですが、それでもギター3本が1本1本キレイに分かれている。トリプル・ハーモニーでも1人ひとりで微妙に異なるタッチもピッキングのタイミングもハッキリと分かる。もちろん、同じ楽器同士でもキレイなのですから、リズム隊やヴォーカルが混じり合うはずがない。空間を介する以上、オーディエンス録音には絶対に超えられない物理限界がある……はずなのですが、それを一気に踏み越えてしまったようにしか聞こえないのです。さらにさらに、大歓声にも「???」が浮かぶ。曲間になるとぶ厚く盛大な声援が沸き上がるのですが、全体として音量バランスが小さく、演奏中に至ってはまったく聞こえなくなる。その一方でお約束の合唱や「Hey!Hey!」は(遠いながらも)地鳴りのような迫力も醸している。単に演奏音より遠く感じるくらいなら過去にも体験したことがありますが、演奏や曲想にぴったりハマるバランス変化は一体どうやって生まれるのか……。恐らくは録音の女神が微笑んだだけなのでしょうが、「最近の録音機材はAIで歓声をコントロールできるのか?」とSFミステリーなナゾ機能まで妄想していまいそうな理想形を体現しているのです。そんな未体験・進化型サウンドで描かれるのは、2022年版“LEGACY OF THE BEAST World Tour”のフルショウ。『NIGHTS OF THE DEAD』でもお馴染みな2018/2019年セットと比較しながら整理しておきましょう。休止前からの継続曲(11曲)・魔力の刻印:Hallowed Be Thy Name/The Number Of The Beast/Run To The Hills・頭脳改革:Revelations/Flight Of Icarus/The Trooper・その他:Iron Maiden/Aces High/Fear Of The Dark/Sign Of The Cross/The Clansman 新ネタ曲(4曲)・ブレイヴ・ニュー・ワールド:Blood Brothers・戦術:Senjutsu/Stratego/The Writing On The Wall ……と、このようになっています。ざっくばらんに言って初日『ZAGREB 2022』から変化ナシ。よほど入念に事前リハーサルを重ねたのか、場数を踏んでも変化させる必要を感じなかったようです。その演奏も驚き。IRON MAIDENの場合、4公演目というとエンジンが暖まって全力運転モードに入り始める頃。実際、本作のアンサンブルはセットが身体に馴染みつつ、まだ慣れにまで至っていない感じが素晴らしい。もっとも衝撃なのがブルース・ディッキンソンの歌声。冒頭3曲で畳みかける『戦術』ワールドでは歌唱自体が曲を引っぱり、重厚なヴォーカリゼーションも演技力も爆発。その一方で、アンコール最後に難曲「Run to the Hills」「Aces High」を畳みかけても、あのハイノートをキッチリと歌いきっている。今後ツアー疲れが出てくるかも知れませんが、現時点では3年前より上達しているようにさえ聞こえます。現場PAの発達、機材の進化、録音ノウハウの蓄積……オーディエンス録音ほど人類の進歩をビビッドに感じさせてくれる文化はありません。本作のサウンドは、そんな「2022年の最先端」を思い知らせてくれるのです。単に「最新メイデンのライヴが聴ける」というだけでも最高なのに、それを人類未到の初体験サウンドで味わえるとは。「SBDか/AUDか」の事実にこだわるなら、本作はサウンドボードではありません。その一方で「どれだけ良い音か」にこだわるなら、本作はサウンドボード以上。「2022年5月31日カウナス公演(リトアニア)」の超絶級オーディエンス録音。そのサウンドは「まるでサウンドボード」を地で行き、最新オフィシャルの『NIGHTS OF THE DEAD』と続けてかけても聴き劣らない凄まじさ。トリプル・ハーモニーでも1人ひとりで微妙に異なるタッチもハッキリと分かりますし、リズム隊やヴォーカルも重なり合ってもまったく混じり合わない鮮やかさ。『NIGHTS OF THE DEAD』では聴けない『戦術』の新曲もオフィシャル級の超絶サウンドで楽しめる最新の絶対盤です。 Zalgirio Arena, Kaunas, Lithuania 31st May 2022 ULTIMATE SOUND★最高音質です。
Disc 1(65:07) 1. Doctor Doctor 2. Intro 3. Senjutsu 4. Stratego 5. The Writing on the Wall 6. Revelations 7. Blood Brothers 8. Sign of the Cross 9. Flight of Icarus 10. Fear of the Dark
Disc 2(48:24) 1. Hallowed Be Thy Name 2. The Number of the Beast 3. Iron Maiden 4. The Trooper 5. The Clansman 6. Run to the Hills 7. Aces High