大好評を賜っているTHE POLICEサウンドボードの最高峰更新マスター・シリーズ。その最新弾となる“ZENYATTA MONDATTA Tour”篇が登場です。そんな本作に刻まれているのは「1981年2月22日メルボルン公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。1981年と言えば“ZENYATTA MONDATTA Tour”と“GHOST IN THE MACHINE Tour”が工作する時期でもあり、再来日が実現したことでも思い出深いところ。まずは、そんな当時のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確認してみましょう。1980年・7月26日ー9月2日:欧州(16公演)《10月3日『ZENYATTA MONDATTA』発売》・10月15日+18日:西ドイツ(2公演)・10月21日ー12月8日:北米#1(31公演)・12月14日ー16日:南米(3公演)・12月21日ー23日:英国(3公演)1981年・1月7日ー20日:北米#2(7公演)・1月25日ー2月7日:日本(10公演)・2月10日ー26日:オセアニア(10公演)←★ココ★《6月『GHOST IN THE MACHINE』制作開始》これが『ZENYATTA MONDATTA』にまつわる活動概要。1981年の初夏には次作『GHOST IN THE MACHINE』に取りかかるわけですが、「オセアニア」レッグはその直前。特に本作のメルボルン公演は8公演目であり、まさに最終盤にあたるコンサートでした。そんなショウはFM放送されたことでも知られ、そのエアチェックが数々の既発群を生んできた大定番でした。本作もそんな伝統のFMサウンドボードでありつつ、過去最高峰を更新するベスト・マスターなのです。何しろ、本作のベースになっているにはエアチェックではなく、放送原盤。それも海外のTHE POLICE研究家が厳選したベスト・クオリティ盤からデジタル化された銘品中の銘品なのです。そのサウンドは、問答無用に「完全オフィシャル級」。出自からしてダビング痕がないのは当然ながら、原盤の状態が恐ろしく良いのかスクラッチ・ノイズの類もなし。デジタル化に際しても細心の注意を払ったのでしょう、ピッチの狂いや再生ムラも感じられない。電波を一切介さないからこその瑞々しさはマスター・テープそのものと言ってよく、経年劣化に強いLPだからこそ磁気テープよりも本来のサウンドを残し得ている。それこそ、正真正銘のオフィシャル盤『LIVE!』と並べて聴いても一歩も譲らない……いや、むしろ勝っているくらいなのです。そんなオフィシャル名盤級のサウンドで描かれるのは、貴重な“ZENYATTA MONDATTA Tour”のフルショウ。公式ライヴアルバム『LIVE!』は“REGGATTA DE BLANC Tour”と“SYNCHRONICITY Tour"のカップリングだったわけで、本作はその合間にあたるわけです。ここで公式盤と比較しながらセットを整理してみましょう。白いレガッタ(5曲)・Walking On the Moon/Deathwish(★)/Bring on the Night/The Bed's Too Big Without You/Message in a Bottle ゼニヤッタ・モンダッタ(7曲)・Voices Inside My Head(★)/Don't Stand So Close To Me/Man In A Suitcase(★)/De Do Do Do, De Da Da Da/Shadows In The Rain(★)/When The World Is Running Down(★)/Driven to Tears(★)その他(5曲+α)・アウトランドス・ダムール:Truth Hits Everybody/Roxanne/So Lonely・その他:Fall Out/Can't Stand Losing You (Reggatta de Blanc/Be My Girl) ※注:「★」印は公式作『LIVE!』で聴けなかった曲。……と、このようになっており『LIVE!』の2公演を合わせても聴けないレパートリーは6曲に及ぶ。「Driven to Tears」こそ再編時代にも演奏されましたが、他5曲は80年代初期ならでは。特に「Deathwish」「Man In A Suitcase」の2曲は1981年が最後です。しかも、単に貴重曲があるだけでなく、それらを盛り込んだショウを現場通りの流れで楽しむ事ができるわけです。“REGGATTA DE BLANC Tour”や“SYNCHRONICITY Tour"は『LIVE!』となり、“GHOST IN THE MACHINE Tour”は映像作品が残されました。それらの合間に挟まれ、公式から見逃された“ZENYATTA MONDATTA Tour”。本作は、そんなツアーを代表するフルサウンドボードの最高峰更新盤です。それこそ公式作品群と同等の価値を誇り、同列にコレクションされるべき決定盤。「1981年2月22日メルボルン公演」のステレオ・サウンドボード録音。海外のTHE POLICE研究家が厳選したマスターで、ベスト・クオリティの放送原盤からデジタル化された銘品中の銘品です。そのサウンドは、問答無用に「完全オフィシャル級」でダビング痕がないのは当然として、スクラッチ・ノイズや再生ムラも感じられない。それこそ、正真正銘のオフィシャル盤『LIVE!』と並べても一歩も譲らない。ZENYATTA MONDATTA Tourの「オフィシャル代わり」を務める至高の銘品です。
Festival Hall, Melbourne, Australia 22nd February 1981 STEREO SBD(UPGRADE)Disc 1 (41:19) 01. Voices Inside My Head 02. Don't Stand So Close To Me 03. Walking On The Moon 04. Deathwish 05. Fall Out 06. Man In A Suitcase 07. Bring On The Night 08. De Do Do Do, De Da Da Da
09. Truth Hits Everybody 10. Shadows In The Rain Disc 2 (41:44) 01. When The World Is Running Down, You Make The Best Of What's Still Around 02. The Bed's Too Big Without You 03. Driven To Tears 04. Message In A Bottle 05. Roxanne
06. Can't Stand Losing You / Reggatta de Blanc / Be My Girl - Sally 07. So Lonely STEREO SOUNDBOARD RECORDING