女性ロッカーの先駆者にして、特にヨーロッパ、日本で70年代には絶大なる人気を誇ったスージー・クワトロの、1979年全米ツアーからボストンでのクラブ・ギグの模様を、FMオンエアー・マスターからのサウンドボード音源にてほぼフル収録。まず日本では70年代半ばには”Can The Can”や”48 Clash”などの爆発的ヒットで「サディスティック・ロックの女王」そして「陶酔のアイドル」と称され、特に日本ではアイドル的存在だったのが、本国アメリカどは全く受け入れられず、1978年に「涙のヤング・ラヴ」("If You Can't Give Me Love") でやっとイギリスとオーストラリアでトップ10ヒットを記録し、さらに翌1979年スモーキーのクリス・ノーマンとのデュオで発表した「メロウな二人」("Stumblin' In")がやっとアメリカでも初の大ヒットを記録。そんな流れでの初のアメリカでのツアーからのライブが本タイトルで、よって日本では大ヒットしていたナンバーは全く披露されておらず、代わりに1977年のシングル"Tear Me Apart"や1979年のシングル"She's In Love With You"、そしてヒット曲”Stumblin' In”といったナンバーに、トム・ペティやチャック・ベリーのカヴァーなど、ある意味レアなセットといえるため、往年のファンは必携のコレクターズ・エディション。Live at Paradise Club, Boston, Massachusetts, USA, 1979 : soundboard recording
01. I've Never Been in Love / 02. Mind Demons / 03. Non-Citizen / 04. Breakdown (Tom Petty) / 05. Suicide / 06. She's in Love With You / 07. Stumblin' In / 08. Evie / 09. What's it Like to be Loved / 10. Mama's Boy / 11. Tear Me Apart / 12. Keep A Knockin' (Little Richard) / 13. Bye Bye Johnny (Chuck Berry) / 14. Sweet Little Rock & Roller (Chuck Berry)