フロイドの1975年『炎』USツアーにおける4月26日ロサンゼルス公演を、あのマイク・ミラード・テープからコンプリート収録したタイトル。1975年、アルバム「炎」リリースに伴うUSツアー・1stレグ より、5回連続公演となったロサンジェルスのLAスポーツ・アリーナ公演における4日目、4月26日のショーを、あの名テーパー、マイク・ミラード・テープよりベスト・クオリティー・オーディエンスにてコンプリート収録。ストーンズやゼップの70年代のコンサートにおいて、数々の名録音を残してきたこの伝説のテーパーの音源クオリティーの素晴らしさは既に周知の中、オリジナル・マスターからのソースはなかなか流通していなかったのが現状。そのような中で、本タイトルは近年ネット等で存在が知られるようになった「ミラード・ロスト・テープ」シリーズからのオリジナル・マスター・テープを使用したもので、70年代のオーディエンス録音とは信じがたいサウンドボード・レベルのクオリティーは、数あるミラード・テープの中でもトップ・クラスと言えるもの。またサウンド面においても前日や翌最終日の音源と比較して、バランスの不安定なところや、こもった箇所もなく、重低音の響きから高音の抜けの良さまで、イコライジングの必要もない自然なクリアーなサウンドで、この一夜をそのまま再現。まずオープニングはこの夜もこのツアーで一番の話題となった「アニマルズ」のプロトタイプであり、原型となった未発表曲”Raving And Drooling”でスタート。そして続いても「アニマルズ」に収録される”Dogs”のアーリー・ヴァージョンと云われている”You Got To Be Crazy”と2曲をプレビュー・プレイ。そしてその後は「炎」から”Shine On You Crazy Diamond”を軸とし、アルバムの流れを網羅。そして第2部と云える「狂気」完全再現においては、このUSツアーの中でもベスト・パフォーマンスのひとつと称されるだけあり、55分にわたりこれまで以上に緻密かつ、繊細なアプローチで全曲をアルバム以上に緊張感の高いテンションでプレイ。そしておなじみ”Echoes”で締めるというもので、セットリスト的には「狂気」「炎」そして「アニマルズ」のメインを取り上げた、この1975年ツアーがベストというファンが多いのも頷ける内容。伝説のテーパーのオリジナル音源を、ここに完全再現したファン必聴のトータル2時間24分に及ぶマスト・アイテム。Live at Los Angeles Memorial Sports Arena, Los Angeles, CA, USA 26th April 1975 Disc 1 : 01. Mike Test 02. Intro. 03. Raving And Drooling 04. You Gotta Be Crazy 05. Shine On You Crazy Diamond Part 1-5 06. Have A Cigar 07. Shine On You Crazy Diamond Part 6-9 Disc 2 : (The Dark Side Of The Moon 01. Speak To Me 02. Breathe 03. On The Run 04. Time 05. Breathe(Reprise) 06. The Great Gig In The Sky 07. Money 08. Us And Them 09. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse Disc 3 : 01. Audience 02. Echoes