衝撃の超・極上オリジナル録音の新シリーズが爆誕! これまで知られてこなかったサウンドボード級の達人コレクションが続々と新発掘されています。そのシリーズ第一弾となる超傑作3作品が一挙リリース。新たなる達人コレクションの初公開に選ばれたのは、イングヴェイ・マルムスティーン、EUROPE、マイケル・シェンカー。本作は、そのシェンカー編。25周年ツアーで日本に戻ってきた「2006年11月13日:なんばHatch」公演の超絶級オーディエンス録音です。2006年のマイケル・シェンカーと言えば、頭3曲でギターを叩きつけて去った「悪夢の中野事件」で記憶されるわけですが、酷かったのはあの1日限り。もちろん、本作は問題なくフルショウが行われた別公演です。その辺の事情を思い起こすためにも、まずは当時のスケジュールから振り返ってみましょう。2006年・11月13日:なんばHatch ←★本作★・11月14日:ダイアモンドホール・11月16日:中野サンプラザ・11月17日:中野サンプラザ(3曲で中断)・11月18日:Zepp Sapporo 2007年(再来日)・2月25日:中野サンプラザ(振替公演)・2月26日:SHIBUYA-AX【完全オフィシャル級の全世界初公開マスター】これが2006年/2007年の来日公演。当初、25周年来日は全5公演の予定でしたが、中野2日目に事件が勃発。その3ヶ月後には振り替え公演のために再来日しました。本作の大阪公演は、そんな事件が待っているとは誰も想像だにしていない初日の夜でした。そんなショウを真空パックした本作は、まさに「超絶」のライヴアルバム。同時リリースとなるイングヴェイ篇『OSAKA 2001 DAT MASTER』、EUROPE篇『HIROSHIMA 2005 DAT MASTER』と同じく、録音家本人から直接譲られたオーディエンス録音なのですが、流れ出てきたサウンドはまるでサウンドボード……いや、「まるでオフィシャル作品」としか思えない。オンで極太な芯のゼロ距離感、各楽器の見事なセパレート感。1音1音の立ち上げ里から消音まで克明なディテール。これの一体どこが「オーディエンス録音」なのか……。録音家本人の大元DATを目の前にしても「本当は流出サウンドボードなんじゃないのか」との疑念が頭を離れてくれないのです。【公式が見落としたジャリ時代のオフィシャル代わり】そんなウルトラ・サウンドで描かれるのは「ジャリ・ティウラ時代の代表作」と呼ぶべきフルショウ。MSGは1996年に再起動されたわけですが、2010年にゲイリー・バーデンが復帰するまでシンガーがコロコロ交代。キチンと追え切れていない方も多いのではないでしょうか。良い機会ですので、ここで各シンガーとそれぞれの代表ライヴ作品をカンタンにまとめてみましょう。《1996年:MSG再起動》1996年ー1997年・シンガー:デヴィッド・ヴァン・ランディング&リーフ・スンディン・代表作:公式『THE MICHAEL SCHENKER STORY LIVE』1998年ー2000年・シンガー:キース・スラック&ケリー・キーリング・代表作:公式『THE UNFORGIVEN WORLD TOUR』2001年ー2004年・シンガー:クリス・ローガン・代表作:公式『WORLD WIDE LIVE 2004』2005年6月ー2007年8月・シンガー:ジャリ・ティウラ・代表作:★本作!★《2007年12月:ゲイリー・バーデン復帰》これが再起動からバーデン復帰までに入れ替わっていったシンガー6人(この他、一瞬の代打でスンディンやバーデンが復帰したライヴもありますが、わかりやすさ重視で省略しました)。このうち5人は公式ライヴ作に足跡を残したわけですが、唯一の例外が『TALES OF ROCK'N'ROLL』のメイン・シンガーでもあったジャリ・ティウラでした。そう、本作こそが公式から見落とされた「ジャリ時代MSGのオフィシャル代わり」なのです。貴重な『TALES OF ROCK'N'ROLL』ナンバーや30周年ライヴで聴けなかった復活曲「But I Want More」も美味しいのですが、それ以上に存在そのものがオフィシャル作品と同等。マイケル・シェンカー史の1つの時代を象徴する超極上フル・ライヴアルバムです。「2006年11月13日なんばHatch」公演の超絶級オーディエンス録音。世界初公開となるオリジナル録音で、オンで極太な芯のゼロ距離感、各楽器の見事なセパレート感……すべてが超絶。録音家本人の大元DATを目の前にしても「本当は流出サウンドボードなんじゃないのか」との疑念が沸く凄まじい名録音で、公式ライヴ作品が残されなかったジャリ・ティウラ時代のフルショウを楽しめる「オフィシャル代わり」の絶対作です。
Live at Namba Hatch, Osaka, Japan 13th November 2006 ULTIMATE SOUND(from Original Master)*New Source Disc 1 (50:17) 1. Intro 2. Assault Attack 3. Ready to Rock 4. Let It Roll 5. Dust to Dust 6. Love Trade 7. Shadow Lady 8. Lights Out 9. Into the Arena 10. Drum & Bass Solo
11. Guitar Solo 12. Into the Arena (reprise) 13. But I Want More Disc 2 (50:34) 1. Too Hot to Handle 2. On and On 3. Only You Can Rock Me 4. Armed and Ready 5. Attack of the Mad Axeman 6. Arachnophobiac 7. Doctor Doctor 8. Rock Bottom Michael Schenker - lead guitar
Jari Tiura - lead vocals Wayne Findlay - guitar, keyboards, backing vocals Rev Jones - bass, backing vocals Pete Holmes - drums