近代コンテンポラリー・ギター・トリオ作品の金字塔といわれる名盤メセニー、ホランド、ヘインズによる「クエスチョン&アンサー」トリオと、マクブライド、サンチェスによる「デイ・トリップ」トリオの、それぞれ超極上の高音質ステレオ・サウンドボードで捉えた最強ライヴが初登場!!パットがデイヴとロイと共にニューヨークのパワー・ステーション・スタジオにてたった1日で完成させ、グラミーも受賞したギター・トリオ作品の金字塔「クエスチョン・アンド・アンサー」のリリースから2年後に行われたセカンドレグ、ヨーロッパ・ツアーの2日目、1992年8月14日フランスのジャズ・イン・マルシアック公演、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した、これ以上ない超極上高音質ステレオ・サウンドボードで収録した、まさにコンテンポラリー・ジャズ・ギター・トリオの究極の姿を克明に捉えたタイトルが入荷しました!!グループ演奏での必要最低限となるトリオ編成では、誰か一人の少しのミスでも全て台無しとなってしまうといわれる。まさに名人芸の世界だ。また誰か一人(リード楽器が主)が際立っていてもバランスが悪く、聴いていて何処か居心地が悪い。しかしそんなマイナスの要素を全てクリアーしたトリオ演奏ほど面白い音楽はない。其々が卓越したソロ・プレイの応酬を繰り広げながらも絶妙なアンサンブルでトライアングルを築いていく過程は、決して大編成での演奏では味わうことの出来ないスリルが満載の音楽となっている。そんな演奏のお手本のような優れた2つのトリオ演奏をぜひ聴いて欲しい!!自己がリーダーとなるグループでは、個人というより全体のアンサンブルに全てを集約させた究極のグループ・サウンドを創り上げることを常に意識しての、緊張感が一切途切れることのない演奏が続くが、必要最低限のトリオ演奏では、インプロビゼーションをふんだんに盛り込んだいちギタリストとしての実力を十二分に発揮したパットのプレイが存分に聴けるのが魅力。またメンバーが違えば、演奏に対するアプローチも変わる。そんな絶妙なプレイの変化を楽しむのもファン冥利に尽きますね!!