あの中山康樹氏にオフィシャル"Black Beauty"より100倍素晴らしい!と言わしめた、マイルスの1970年4月のフィルモア・ウエスト4daysの最終日、12日のライブを高音質サウンドボードにて完全収録しています!この音源の2日前のオフィシャル・ライブがあまりにバンドが低調なため不満の多い中、この最終日はそんな声を吹き飛ばす内容になっています。まず、この時期オープニングからして定番"Directions"を外し"It's About That Time"よりスタートです。その後の疾風怒濤の展開はこの4日間の中でも文句なしに最高で、特に中盤マイルスが瞬時に次のテーマ・メロディーを吹きどんどん編集の手を加えていく様は、この時期多くのライブ・アルバムがスタジオ編集されていたことに対し、マイルスがこれだけ完璧な編集をライブの中ででも出来ることをアピールしてるかのようです。さらにこの日のみレパートリーに入ったこの時期としては超レアな"Footprints"!! そして最大の聴き所はファンク・フレーズをブローしまくるエンディングで後半はC・コリアも爆発!あの衝撃の"Bitches Brew"リリース前にしてこのセットリストも大きな魅力といえる音質、バランスも文句なしの至福の76分!