集う特別な空間でした。そんな会場だからこそ、ぜひ行ってみたい、体験したいもの。さすがにタイムマシンをご用意するわけにはいきませんが、その代わりとして現場の光景をたっぷり味わえる傑作映像をお贈りします。本作は、3CDと同じ「1986年6月28日ミルトン・キーンズ公演」で撮影されたオーディエンス・ショット。やや右寄りのステージ近席から接写しており、フィッシュを中心にメンバーのアップもたっぷりにフルショウが楽しめる傑作映像です。実はこの映像、以前からコアマニアには知られていたものなのですが、本作ではそこに3CDと同じ“Crazy S.”マスターを被せ、まったく別次元の決定盤に仕上げました。そうして完成した映像は“英国の薫り”が猛烈に匂い立つ素晴らしさ。一言一言に力を込め、シアトリカルに歌うフィッシュ、そんな彼に声を合わせる観客たち。正直なところ、画面には猛烈に盛り上がる前方席の光景が映し出されるのに対し、あまりに超絶クリアな“Crazy S.”サウンドが不釣り合いではあるのですが、やはり映像だからこその説得力は何物にも代え難い。音声だけの3CDでは、ただひたすらMARILLIONの熱演に没入できましたが、この映像には「なぜそこまでの熱演だったのか」の理由である観客たちの息づかいまで刻まれているのです。そして、本生100%映像で描かれる「目で観る『MISPLACED CHILDHOOD』」。幻とも言われた1985年12月の初来日公演そのもの……いえ、本国の渦巻く熱狂を前にした熱演は、あの来日公演を凌駕する体験ですらあるのです。英国ロックを愛する母国ファンが一堂に会した“WELCOME TO THE GARDEN PARTY”。錚々たる出演陣を従え、堂々たる大トリを飾った黄金期MARILLION。その勇姿を122分のフルスケールで徹底的に体験できる大傑作です。超傑作たる3CD『WELCOME TO THE GARDEN PARTY: MILTON KEYNES 1986』の向こう側に存在した光景を教え、純英国ロックの薫りにむせ返る会場に身を置ける体験映像です。
Milton Keynes Bowl, UK 28th June 1986 AMAZING SHOT(synced with CD Audio) (122:00)
1. Intro. 2. Garden Party 3. Freaks 4. Assassing 5. Chelsea Monday 6. Script For A Jester's Tear 7. Pseudo Silk Kimono 8. Kayleigh 9. Lavender 10. Bitter Suite 11. Heart Of Lothian 12. Waterhole 13. Lords Of The Backstage 14. Blind Curve 15. Childhoods End? 16. White Feather
17. Forgotten Sons 18. Incubus 19. Fugazi 20. Market Square Heroes incl. She Loves You, Let's Twist Again
COLOUR NTSC Approx.122min.