
ジョー・リン・ターナー時代の極上映像がリリース決定です! 約8ヶ月間という短い期間ながら、唯一無二の個性を誇る“SLAVES AND MASTERS WORLD TOUR 1991”。本作は、そのうち「1991年4月18日ハートフォード公演」の初登場オーディエンス・ショット。まずは、“SLAVES AND MASTERS WORLD TOUR 1991”の全体像からポジションを確認してみましょう。
・1991年2月-3月:欧州#1ツアー(30公演)・1991年4月-5月:北米ツアー(9公演) ←★ココ★ ・1991年6月:日本&アジアツアー(6公演) ・1991年8月:南米ツアー(7公演) ・1991年9月:欧州#2&中東ツアー(7公演)
これが“SLAVES AND MASTERS WORLD TOUR 1991”の概要。本作は「北米ツアー」の5公演目にあたるショウです。とにかく本作は凄い。凄まじいまでの映像です。何がそんなに凄いのかって、圧倒的なクオリティ。まず第一に画質が異常。時代柄アナログのビデオ撮影のはずなのですが、近年のデジタル撮影でもそうそうないほどの映像美。このツアーは乱舞するレーザー光線が幻想感を彩っていましたが、その1本1本の輝き、輪郭までもが眩しい。ワンカメのオーディエンス・ショットなのですが、画質だけならオフィシャル級なのです。もちろん、いかに画質が優れていても手ブレばりばりでは意味がありませんが、本作はアングルもカメラワークも超絶。まずアングルが凄い。ステージ正面の2階から撮影しているのですが、最前列だったのか画面に観客が映り込まない。前列の腕や頭ばかりか、1階席の観客すら瞬間的にしか映らず、ただただひたすらステージとDEEP PURPLEだけが視界に飛び込む極上アングルなのです。そして、カメラワーク。引きになるとステージをすっぽりと押さえきるのですが、そこからガンガン攻めのズームを入れていく。その寄り方が素晴らしく、狙いのメンバー、見どころへ向けて凄いスピードでサッとアップする。そのまま左右に揺らしてしまうと一気に見にくくなるところですが、この撮影者はそんなことはしない。ある時はジョーに寄り、サッと全景に戻って素早くリッチーのソロへ、そしてまた全景に戻って今度はライトショウ……と、ズームイン/アウトを的確に繰り返す。これにより、安定感バツグンのまま見どころを押さえ、なおかつショウの全体像まで把握させる。その上、曲もショウの演出も熟知しているらしく、カメラが“遅れない”。見どころになってから慌てて寄るのではなく、次はこっち、その次はあっち……と前もってイメージトレーニングでもしていたように押さえきる。まるで「1人マルチカメラ」とでも呼ぶしかない見事なテクなのです。さらにさらに、サウンドまでも凄い。熱い熱狂が吹き出すオーディエンス・サウンドなのですが、遮蔽物ゼロの光景と同じく猛烈にクリア。母国アメリカに戻ってきたせいかジョーが絶好調のノリノリなのですが、その良く伸びる声が素晴らしく美しい。ソウルフルな節回しも、ブルージーな情感を湛えるヴィヴラートも鮮やか。そんなノリノリのジョーに感化されたのか、リッチーのアクションも激しく、気持ち良さそうに弾きまくる。もちろん、ジョンの荘厳なオルガンも、ペイスのドラミングも1打1打までクッキリで、絶好調なショウがたっぷりと味わえるのです。さらに凄いのが会場の盛り上がり。ジョー時代というと人気が今ひとつなイメージがありますが、本作の熱気はまるで大全盛期。「DEEP PURPLE全史でも、ここまで盛り上がったことがある?」と思うほどの大盛況でして、ベースソロだろうがジャムだろうが新曲だろうが大喝采と手拍子が飛ぶ飛ぶ。こりゃあ、演奏もアゲアゲになるはずです。日本公演もここまで素晴らしかったら良かったのに……
“SLAVES AND MASTERS WORLD TOUR 1991”と言うと、プロショットでさえ今イチな画質のものが多かったのですが、本作はまったくの別格。そんなクオリティで猛烈な熱狂と絶好調の演奏、歌声がタップリと堪能できる大傑作映像です。「実はジョー・リン・ターナー時代って凄かった!?」……それが真実か錯覚かは分かりませんが、本作に詰まっているハードロックは間違いなく凄い。この時代を代表することになるであろう1本。
Live at Civic Centre, Hartford, CT. USA 18th April 1991 AMAZING SHOT!!! (92:04)
1. Intro. 2. Burn 3. Black Night 4. Truth Hurts 5. The Cut Runs Deep 6. Perfect Strangers 7. Fire In The Basement 8. Love Conquers All 9. Blues 10. Difficult To Cure 11. Jon Lord Solo 12. Knocking At Your Back Door 13. Lazy 14. Highway Star 15. Smoke On The Water
Ritchie Blackmore - Guitar Joe Lynn Turner - Vocal Roger Glover – Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums
COLOUR NTSC Approx.92min.