HEAR MUSIC移籍第一弾となる『MEMORY ALMOST FULL』を10年ぶりの全英・全米トップ5入りさせた2007年のポール・マッカートニー。その極上プロショットの特別版がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「2007年10月25日ロンドン公演」。伝説のクラブ“ラウンドハウス”でのライヴを収録したマルチカメラ・プロショットです。この日は5日間で開催された“BBC RADIO 2 ELECTRIC PROMS”の2日目トリであり、同時にプロモーション・ツアー“SECRET TOUR 2007”の最終日でもありました。“SECRET TOUR 2007”の各ショウは公式にもさまざまな形で残されていますので、ここでカンタンに整理してみましょう。・6月7日:『MEMORY ALMOST FULL: DELUXE EDITION』・6月13日:ニューヨーク・6月27日:『LIVE IN LOS ANGELES』・7月5日:『iTUNES FESTIVAL: LONDON』・10月22日:『LIVE AT THE OLYMPIA』・10月25日:BBC RADIO 2 ELECTRIC PROMS ←★本作★ 以上、全6公演。本作の“BBC RADIO 2 ELECTRIC PROMS”出演は、当日のうちに抜粋版がテレビ放送されただけでなく、後日に完全版も登場。2014年には公式ライヴアルバム『BBC ELECTRIC PROMS 2007』としても配信されました。そんな中で本作に収録されているのは日本版。某衛星放送局の名番組“洋楽ライブ伝説”で2014年2月に特集された日本放送バージョンなのです。当店では、これまでも国内のコアな記録家による極上マスターで“洋楽ライブ伝説”をアーカイヴ。デジタル放送を劣化ナシでDVD化したクオリティが大好評を賜っておりますが、本作もその例に漏れない。2014年放送という事もあり、現在の最新映像と変わらぬ完全オフィシャル級クオリティで楽しめるのです。ただし、本作は完全版ではありません。放送枠に沿って7曲カットされた抜粋版なのです。先ほどライヴ当日にも抜粋編集版が放送されたと書きましたが、本作はそれとも微妙に異なっており、当日抜粋版にはなかった「Get Back」も観られる。これはつまり、公式ライヴアルバム『BBC ELECTRIC PROMS 2007』と同じであり、あの配信盤の映像版となるわけです。さらに特徴的なのは番組独自の演出。まず番組お馴染みでもあるクリス・ペプ○ー氏のナレーション。あのダンディな語り口と上品な雰囲気の導入は本作でも効果的で、当時の状況やショウの意義をしっかりと伝えてくれる。そしてもう1つは日本語字幕。さすがに歌詞にまでは付きませんが、MCの数々には日本語訳が付き、ビビッドに内容を理解できます。「マジカル・ミステリー・ツアーへいらっしゃい」「ラウンドハウスへようこそ。ここはいつ以来かな」とポールの心情がリアルタイムに理解でき、観客の「愛してる!」に「僕もだよ」と即答するライヴ感も最高。「Hey Jude」では観客を男女に分けて歌わせるわけですが、その配役が直感的に頭に入るからこそ、一節ごとに変わる大歓声のカラーも感動的。「Get Back」で「家に帰れ!」と叫ぶハイライトも一層ドラマティックなのです。本作は抜粋版ながら独自のナレーションや日本語字幕が新鮮。慣れ親しんだ映像をフレッシュな気分で味わえる極上の映像作なのです。公式ライヴ作『BBC ELECTRIC PROMS 2007』の映像版としても楽しめる1枚。
Live at Roundhouse, London, UK 25th October 2007 Broadcast Date: 15th February 2014 (61:43)
1. Introduction マジカル・ミステリー・ツアーへいらっしゃい こちらへどうぞ 2. Magical Mystery Tour 3. Flaming Pie ラウンドハウスへようこそ ここはいつ以来かな 本当に久しぶりだ 4. Got To Get You Into My Life 今日はラウンドハウスでのエレクトリック・プロムなので
みんなで楽しい時間を過ごそう ではいくよ 5. Dance Tonight 脱ぐのは上着だけ 残念だったね 腕もまくってみようか 今夜はストリングスの皆さんをお呼びしてる 紹介しよう 6. Only Mama Knows 7. Blackbird ありがとうカムデン そしてラウンドハウス(愛してる!)僕もだよ みんな大好きだ
8. Calico Skies 素晴らしかった いいね よし続けよう もう1曲ストリングスと一緒に 彼らに盛大な拍手を 9. Eleanor Rigby 10. Band On The Run 今夜は満月だ 声を上げて吠えよう 11. Back In The U.S.S.R. 12. Live And Let Die みんなすごい熱狂ぶりだ ロックだね もしよかったら一緒に歌って
13. Baby Face 実は今の曲は 一緒に歌いづらかったね 14. Hey Jude 満月の歌声は最高だ みんないい声だ 次は客席の男性だけ歌って 次は女性だけ いいかい いいね もう一度女性だけ 次は全員で歌おう もっと声を出して! 最後にもう1回! みんな本当に温かいね 最高の気分だ
15. Let It Be 16. Lady Madonna 久しぶりのここでのライブを堪能したよ 楽しんでもらえたかな? 次の曲はみんなに踊ってほしい そこの君も 17. I Saw Her Standing There 18. Get Back まだ続ける? 続けてほしい? 僕はまだ続けるよ! さあ戻って 家に帰ろう 自分の居場所に帰るんだ! みんなも早く!
Paul McCartney - Lead Vocals, Bass, Guitar, Piano Rusty Anderson - Guitar, Backing Vocals Brian Ray - Guitar, Bass, Backing Vocals Paul "Wix" Wickens - Keyboards, Backing Vocals Abe Laboriel, Jr. - Drums, Backing Vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.62min.