1988年ブルーノーツ・クラブ・ツアーの最終日となった4月23日のアゴラ・ボールルームでのショウを録画したオーディエン・ショットの映像を収録。毎回が小規模なブルーノーツのギグでよく撮影が出来たのもだと感心させられます。オープニングのTen Men Workin’ではそんなギグの中でカメラの固定にてこずったのでしょう、最初はアングルが安定せず不安にさせられますが、幸いもカメラが固定されて、この時代のオーディエンス・ショット映像としてはびっくりするくらい見やすい状態となります。何よりも黒い帽子にサングラス、そしてジャケットを着たニール・ヤングという、ブルーノーツ時代の彼のイメージそのままのステージが観られる点は大変に貴重なものでしょう。しかもこの日は一回だけのショウということもあり、演奏時間が長く、しかも終始テンションの高い演奏の様子がしっかりと捉えられている点も見逃せません。それに会場が小さいので、ブルーノーツの大所帯バンドぶりもちゃんと捉えてくれている点にも感心させられるはずです。それに新曲オンリーのライブながら、観客の盛り上がりも相当なもの。ブルーノーツが聴かせるエキサイティングなブルース・サウンドに大興奮する様子もまたリアルに伝わってくるものです。そしてこの日のショウからはAin’t It Truthがオフィシャル「Lucky Thirteen」に収録されたことから、流通時にこの曲だけがカットされているのですが、それでも十二分に「ブルーノーツのニール・ヤング」が動く姿を楽しめる優秀な映像を収めた優良アイテムです。
Live at The Agora Ballroom, Cleveland, Ohio, USA 23rd April 1988 AMAZING-SHOT
Disc 1(56:05) 1. Introduction 2. Ten Men Workin' 3. Married Man 4. Sunny Inside 5. I'm Goin' 6. Band Introduction 7. Crime Of The Heart 8. Bad News 9. Your Love Is Good To Me 10. Hey Hey 11. One Thing
Disc 2(60:20) 1. Twilight 2. Life In The City 3. Soul Of A Woman 4. This Note's For You 5. Welcome To The Big Room 6. Ten Men Workin' 7. Don't Take Your Love Away From Me
Neil Young - Vocals, Guitar, Harmonica Ben Keith - Alto Saxophone Larry Cragg - Baritone Saxophone Steve Lawrence - Tenor Saxophone Claude Cailliet - Trombone Tom Bray - Trumpet John Fumo - Trumpet Frank Sampedro - Organ, Vocals Rick Rosas - Bass Chad Cromwell - Drums
COLOUR NTSC Approx. 156min.