2013年「50 AND COUNTING…」アメリカ・ツアーの極上オーディエンスショットをリリース。オークランドはツアー二回目のステージを収録していましたが、今回はツアー初日であったLAのステイプルズ・センターのオーディエンスショットをリリースいたします。とはいってもこちらの映像、オークランドと違ってワンカメラでの収録なのですが、それでも非常に見やすい映像ということでリアルタイムでもギフトでリリースされた実績があるほどで、今見返してみても全く色褪せていない。そもそも撮影が敢行されたポジションが非常に良好で、タングピットが始まる位置の左側から敢行されたもの。そのおかげでワンカメながらトータルのアングルが非常に見やすく、一公演を丸々鑑賞しても疲れない、むしろ見どころ満載と言っても過言ではないでしょう。まず画質からしてデジタルの最上クオリティでして、2021年のレベルでも全く遜色のない鮮明さを誇ります。その上で好ポジションから撮影されたことが功を奏し、本当に見応えのあるオーディエンスショットになっています。それどころかライブ開始前のオープニングを飾ったUCLAマーチング・バンドが賑々しく奏でた「Satisfaction」の様子も目の前で捉えてくれていて迫力満点。そしてストーンズのステージ自体も「Gimme Shelter」辺りから見事なクローズアップが効くようになり、このタイミングで今となってはちょっと懐かしいグエン・ステファニーがゲストとして登場した「Wild Horses」をミックとデュエットしてくれる様子も素晴らしいアングルで楽しめます。彼女のストーンズとの共演が実現したことが嬉しくて仕方がない…という素振りまで伝わってくるのが微笑ましい。さらにこの日はキース・アーバンも登場して「Respectable」の演奏に加わるのですが、彼が加わったことで演奏が非常に白熱する様子までばっちり。またツアー初日ということもあり、以降頻繁に演奏されることになる「Emotional Rescue」がライブ初披露されて当時話題となったものでした。ストーンズとしてもみっちり練習を積んだのでしょう、ライブ初演ながら非常に素晴らしい演奏となっており、以降レギュラー扱いとなったのも納得。それ以上に今となってはボビー・キーズが元気にサックスを吹く姿がこれまた素晴らしいアングルで捉えられている様に切なさを覚えずにはいられません。そう、この時点ではボビーが健在だったのですね。この曲の前に披露された「Factory Girl」は元々ライブでの演奏回数の少ないレアナンバーで2013年と言えばグラストンベリーでの印象が強いですが、実はこの日にも演奏されており、その出来も素晴らしいものでした。先の「Emotional Rescue」のエンディングなど、ごくまれに当日のライブ映像と関係のない映像が挿入(ここでは当日の会場に向かうミックの映像でした)されますが、鑑賞上のストレスになるレベルでなかったのは幸い。むしろライブが進むにつれてメンバーのクローズアップの度合いがエスカレートというのがお見事。オーディエンスショットの場合、撮っている内に疲れてきて後半はアングルが散漫になることもしばしば。それだけにライブ終盤の方がさらに迫力のアングルに進化している点も評価できる2013年の極上映像です!Live at Staples Center, Los Angeles, CA, USA 3rd May 2013 AMAZING-SHOT!!!!
Disc 1(68:49) 1. Satisfaction (UCLA Marching Band) 2. Get Off Of My Cloud 3. The Last Time 4. It's Only Rock 'n Roll 5. Paint It Black 6. Gimme Shelter 7. Wild Horses (with Gwen Stefani) 8. Factory Girl 9. Emotional Rescue 10. Respectable (with Keith Urban) 11. Doom And Gloom
12. One More Shot 13. Honky Tonk Women 14. Before They Make Me Run
Disc 2(71:11) 1. Happy 2. Midnight Rambler (with Mick Taylor) 3. Miss You 4. Start Me Up 5. Tumbling Dice 6. Brown Sugar 7. Sympathy For The Devil 8. You Can't Always Get What You Want (with The Green Valley High School Choir) 9. Jumping Jack Flash 10. Satisfaction
Mick Jagger - Vocals, Guitar, Harmonica Keith Richards - Guitars, Vocals Charlie Watts - Drums Ronnie Wood - Guitars Darryl Jones - Bass, Vocal Bobby Keys - Tenor Saxophone Chuck Leavell - Keyboards, Backing Vocals Lisa Fischer - Backing Vocals, Percussion
Bernard Fowler - Backing Vocals, Percussion Tim Ries - Keyboards, Horns COLOUR NTSC Approx.140min.