『HEY MAN』が遂にオリコン1位を獲得し、キャリア最大となるジャパン・ツアーを実施した1996年DVD-02150のMR. BIG。その象徴映像の極上マスターが登場です。そんな本作が撮影されたのは「1996年4月19日:日本武道館」公演。そのマルチカメラ・プロショットです。MR. BIGと言えば、初来日から現在まで来日すれば大規模なツアーで列島各地を沸かせてきました。そして、その日本人気が絶頂を迎えたのが1996年でした。まずは、その人気ぶりが透けるスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。・4月8日+9日:新潟テルサ(2公演)・4月11日:札幌月寒グリーンドーム・4月13日+14日:仙台サンプラザ(2公演)・4月16日:赤坂BLITZ・4月19日:日本武道館 ←★本作★・4月20日:横浜文化体育館・4月22日:川口リリア・4月24日:日本武道館・4月26日+27日:福岡サンパレス(2公演)・4月28日:鹿児島市民文化ホール・4月30日:大阪城ホール・5月1日:広島厚生年金会館・5月3日+4日:名古屋センチュリーホール(2公演)以上、全18公演。バブル崩壊をものともしない本数もさることながら、北は北海道から南は鹿児島まで日本全国津々浦々の11都市を巡るスケール感もキャリア最大。しかも各地を代表する名会場をことごとく制覇している。同時期に絶大な人気を誇っていたイングヴェイ・マルムスティーンやHELOWEENでも到達しなかった高みを見せつける凄まじいツアーでした。その中でも日本武道館公演は某衛星放送局で生中継された事でも有名で、数々の既発群を生み出して“HEY MAN Tour”の象徴として君臨してきました。本作もそのお馴染みプロショットなのですが、クオリティはお馴染みではない。当店ではコアな記録マニアの極上マスターによって数々の音楽番組をアーカイヴしておりますが、本作もそのひとつ。機材や受信状況だけでなく配電まで気を配って録画され、湿度温度も管理された環境で保管されてきたマスターは、まさに極上。さすがに時代柄アナログ画質なのは致し方ありませんが、ダビング痕も経年劣化も見られない鮮やかなディテールも艶やかな色彩も当時そのまま。それこそ公式VHSかLDから起こされたかのような映像美なのです。その時間旅行クオリティで描かれるのは、新作『HEY MAN』をフィーチュアしつつ、オリジナル4人時代の粋を集結したフルショウ。当時の模様は公式ライヴ盤『LIVE AT BUDOKAN』にもなっているわけですが、あちらは1994年との混ぜ物。本作はノンストップ一発録りの生中継だけにセットも異なっていますので、ここで比較しながら整理してみましょう。ヘイ・マン・Trapped In Toyland/Take Cover/Jane Doe/The Chain(★)/Out Of The Underground/Goin' Where The Wind Blows(★)/Where Do I Fit In?(★)/Fool Us Today/I Love You Japan(★)その他・MR. BIG:メドレー(Had Enough/Big Love/Take A Walk/Merciless)/Addicted To That Rush・リーン・イントゥ・イット:Green-Tinted Sixties Mind/Alive And Kickin'/To Be With You(★)/Daddy, Brother, Lover, Little Boy(★)・バンプ・アヘッド:Price You Gotta Pay(★)/Wild World(★)/Colorado Bulldog(★)・カバー他:Hoedown(★)/Suffragette City/Shy Boy(★)/Baba O'Riley(★)※注:「★」印は公式ライヴアルバム『LIVE AT BUDOKAN』で聴けない曲。……と、このようになっています。『LIVE AT BUDOKAN』で聴けないナンバーが12曲にも及ぶわけですが、その中身も特濃。大代表曲である「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」を筆頭に「To Be With You」「Colorado Bulldog」「Wild World」「Price You Gotta Pay」「Shy Boy」等々、「なぜそれを外した!?」と言いたくなる(まぁ、ライヴ盤を大量にリリースしてましたからね)名曲群がたっぷり。その一方で、レア方面も充実。日本でしか記録のない新曲「Goin' Where The Wind Blows」「Where Do I Fit In?」や当時の限定曲「The Chain」、その名もズバリの「I Love You Japan」、ドラムソロ/ベースソロを盛り込んだコープランドの「Hoedown」等々。生演奏版が聴けるだけでもありがたいレベルの貴重曲がオフィシャル級プロショットでたっぷりと楽しめるのです。終演後、楽屋に駆け込んでいく4人や(現場で)視聴者プレゼント・コーナーを行うバックステージが映され、時間調整のためか「To Be With You」のクリップが流れて幕を閉じる本作。生中継だけに大歓声は曲間だけに限定されるようなミックスなど、それもこれもリアルタイム感なのです。人気絶頂のフルショウを楽しめるオフィシャル代わりの象徴映像。その最高峰マスター。「1996年4月19日:日本武道館」公演のマルチカメラ・プロショット。HEY MAN Tourの象徴として君臨してきた生中継映像ですが、本作はコアな記録マニアによる最高峰マスター。ダビング痕も経年劣化も見られない鮮やかなディテールも艶やかな色彩も当時そのままで、公式VHSかLDから起こされたかのような映像美です。『LIVE AT BUDOKAN』ではカットされた大代表曲もズラリと並べ、逆に「Goin' Where The Wind Blows」「Where Do I Fit In?」「The Chain」「I Love You Japan」などのレア曲も満載。人気絶頂のフルショウを楽しめるオフィシャル代わりの絶対映像です。Budokan, Tokyo, Japan 19th April 1996 PRO-SHOT
1. Intro 2. Trapped In Toyland 3. Take Cover 4. Green-Tinted Sixties Mind 5. Price You Gotta Pay 6. Jane Doe 7. The Chain 8. Had Enough / Big Love / Take A Walk / Merciless 9. Guitar Solo 10. Out Of The Underground 11. Wild World 12. Goin' Where The Wind Blows 13. Alive And Kickin'
14. Hoedown / Drum Solo / Bass Solo 15. Where Do I Fit In? 16. Colorado Bulldog 17. Band Introductions 18. To Be With You 19. Daddy, Brother, Lover, Little Boy 20. Fool Us Today 21. Addicted To That Rush 22. Suffragette City 23. Shy Boy 24. Baba O'Riley 25. I Love You Japan
26. After The Stage 27. To Be With You (Promo Clip) Eric Martin - Vocal Billy Sheehan - Bass Paul Gilbert - Guitar Pat Torpey - Drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.123min.