デヴィッド・カヴァデールのツアー人生に幕を引く“THE FAREWELL TOUR MMXXII”を開始したWHITESNAKE。その最新絶景映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2022年5月10日ダブリン公演」。その絶景オーディエンス・ショットです。ツアーの度に「今度が最後かも」という噂が立つWHITESNAKEですが、今回ばかりは実際に「FAREWELL」を標榜。世界中のファンにサヨナラとアリガトウを伝えるために、と宣言したツアーとなりました。本作は、その第一報となる映像作品なのです。そんな彼らの近況を知る意味でも、まずは現在公表されているラスト・ツアーの全体像からショウのポジションを確かめてみましょう。《5月6日『GREATEST HITS MMXXII』発売》・5月10日ー25日:英国(8公演) ←★ココ★・5月27日ー7月19日:欧州(25公演)・8月17日ー10月21日:北米(25公演)これが現在までに判明しているスケジュール。わりとコンパクトな日程ですが、カヴァデールのインタビューでは日本や南米も挙げているため、今後も日程が追加されていくと思われます。そんな中で本作のダブリン公演は「英国」ツアーの初日(アイルランドを英国と称するのは些か乱暴ですが、便宜上まとめさせていただきます)。つまり、イの一番となるキックオフ公演でした。そして、本作はそんなショウを様々な視点から楽しめる編集作。と言ってもマルチカメラ編集ではなく、各曲のベスト・ショットを集成した1枚なのです。そのため「アングルは○○」「角度は◇◇」と一概に表現は出来ないのですが、総じて言えるのは「近い」&「絶景」。特に一番多いメインカメラは花道先端の最前列でして、遮蔽物ゼロにしてカヴァデールが本当に目の前! 実は触れるんじゃないかと思わずモニターに手が伸びる超ダイナミック映像なのです。もちろん、他のアングルも負けていない。ぶっちゃけますと本作はフル収録ではないのですが、それは映像クオリティにこだわり抜いたから。ダメ・カットも使えばフルも可能ですが、あえて長さを捨て「100%絶景」の純度を最重視しているのです。では、本作ではどんな曲が楽しめるのか。ここではメイン・カメラとそれ以外に分けて整理しておきましょう。メインカメラ(3曲+ソロ)・Bad Boys/Guitar & Keyboard Solos/Crying In The Rain/Is This Love その他(6曲)・サブカメラ:Ain't No Love In The Heart Of The City/Here I Go Again/Still Of The Night・その他:Love Ain't No Stranger/Trouble Is Your Middle Name/Take Me With You ……と、このようになっています。最近曲「Trouble Is Your Middle Name」や復活曲「Take Me With You」を散りばめつつ、往年のグレイテスト・ヒッツがズラリ。選曲はお馴染みなものの、まったくお馴染みじゃないのがパフォーマンスそのもの。何しろ、今回は史上初の「7人白蛇」なのです。カヴァデールに声が似ていると話題だったディノ・ジェルーシックはステージ脇のキーボードに張り付いていて分からない……と思いきや、ソロタイムで前方に登場! レブ&ジョエルの合間でショルキーを弾きまくっています。逆に、ソロ等はないのに目を奪うのが女性ベーシストのタニヤ・オキャラハン。セクシーな衣装と長いブロンドをなびかせてビートを刻む姿は実に華やかで、WHITESNAKEにぴったり。アリス・クーパーやグラハム・ボネット、ジェフ・ベック等、最近では女性メンバーを起用するバンドも増えていますが、WHITESNAKEほど華やかさが似合うバンドもなかなかない。なぜこれまで起用してこなかったんだろうと思うほど自然にハマッているのです。来日決定!の方がなかなか届かない“THE FAREWELL TOUR MMXXII”。その現場を4つの特等席から見つめられる第一報映像です。来日が待ちきれない気持ちを鎮めるどころか、一層掻き立ててしまう罪作りな映像作。THE FAREWELL TOUR MMXXII初日「2022年5月10日ダブリン公演」の絶景オーディエンス・ショット。各曲のベスト・ショットを集成した編集映像なのでクオリティを一言で断じることは出来ないものの、総じて言えるのは「間近&絶景」。特に一番多いメインカメラは花道先端の最前列でして、遮蔽物ゼロにしてカヴァデールが本当に目の前! 実は触れるんじゃないかと思わずモニターに手が伸びる超ダイナミック映像です。ショルキーで弾き倒すディノ・ジェルーシックのソロや女性ベーシスト:タニヤ・オキャラハンも絶景で楽しめます。
.Live at 3Arena, Dublin, Ireland 10th May 2022 AMAZING SHOT!!! The Farewell Tour MMXXII (42:03)
1. Bad Boys 2. Love Ain't No Stranger 3. Ain't No Love In The Heart Of The City 4. Trouble Is Your Middle Name 5. Guitars & Keyboard Solos 6. Crying In The Rain 7. Band Introductions 8. Is This Love 9. Here I Go Again 10. Still Of The Night 11. Take Me With You
COLOUR NTSC Approx.42min. David Coverdale - Lead Vocals Reb Beach - Guitar, Backing Vocals Joel Hoekstra - Guitar, Backing Vocals Michele Luppi - Keyboards, Backing Vocals Dino Jelusick - Keyboards, Guitar, Backing Vocals Tanya O'callaghan - Bass Tommy Aldridge - Drums