1978年、関東圏を中心に、民放テレビで放送され、洋楽ファンに親しまれていた音楽番組「THE POP」。本盤は、今年になってリリースされた、驚きの高画質映像盤 GILLAN 「TOKYO 1978」、そしてマニアを驚愕させたスコーピオンズのタイトル「THE POP」の続編とも言える、洋楽マニア必見のタイトルです。勿論、今回もまた、当時、リアルタイムでこの番組を録画し、そのオリジナルのテープを大切に保存し続けたコレクター氏からの提供によるものであり、当時、青春時代を過ごされた洋楽ファンにとっては、懐かしいムードに満ちた大変貴重な映像の数々を、驚きの高画質で楽しむことができます。す。この当時はビデオ機材もテープも高額であり、一部のファンしか、こういった洋楽番組を録画して楽しむといったことはできませんでした。それゆえ、リアルタイムで放送された洋楽番組をビデオに記録していた音楽ファンはまだ大変少なく、そのような貴重なテープを長年に渡って大事に保存していたコレクターの方に感謝の念に堪えません。
GILLAN, SCORPIONSでその画面の質の高さに驚いたコレクターの方は多かったと思いますが、今回はビートルズ特集。放送枠13分にシェア・スタジアムのTwist And ShoutとHelp, Back In The USSRのプロモ、そして4人のソロ曲の映像を殆どメドレー形式の編集で突っ込んであるといった内容ですが、ジョンは「現在38才、現在ニューヨーク在住」、ジョージは「現在36才、難民を救うためのバングラデシュコンサートを開催」リンゴは「現在38才、解散後は音楽活動と同時に映画出演で活躍」、ポールは「現在36才 ウィングスを結成。世界的なコンサートツアーで活躍。LP「ロンドンタウン」を近々発表。」とそれぞれはしょった説明テロップがでるのが面白かったりします。しかし、当時、ビートルズと言えど、動くメンバーの姿はなかなか拝めなかったので、ファンはありありがたい思いで見入っていたのではないでしょうか。後半は、洋楽番組らしく当時人気のアーチストの映像が紹介されており、お馴染みイーグルスのHotel Californiaは独自の日本語対訳付。なつかしのアース・ウィンド&ファイアーのFantasyに続いての、テッド・ニュージェントWang Dang Sweet Poontangでは「ハード・ロック界のスーパー・ギタリストのテッド・ニュージェントが日本で暴れまわります!!ステージでは尻尾を付け、野獣のように迫り狂うサウンドに、あなたは、どこまで耐えられるかな?〈公演のお知らせ〉●5月17日(水)●午後6時30分日本武道館」と出てくるのもなかなか良い感じです。で、ビデオの巻末に面白い映像が収録されていたのでそのままノンクレジットで追加収録してあります。(★キャ○ディーズ・ファイナル・カーニバル)2分強の映像で、4月4日に後楽園球場で解散コンサート行ったキャ○ディーズのコンサートの様子がレポートされていますが、これが実に素晴らしい。ラストに福田一郎さんの姿を一瞬観ることが出来ますが、当時の雰囲気・世相が楽しめる、懐かしくも楽しい映像であります。と言うことで、30分間、恐らく誰も持っていないであろう、貴重な当時の音楽番組録画をお楽しみください。貴方を1978年4月にタイムスリップさせてくれる一枚です。Broadcast Year: April 1978 The Beatles Special
1. The Beales - Twist And Shout 2. The Beales - Back In The USSR 3. The Beales - Help 4. John Lennon - Stand By Me 5. George Harrison - Crackerbox Palace 6. Ringo Starr - Only You 7. Paul McCartney & Wings - Mull Of Kintyre 8. Eagles - Seven Bridges Road
9. Eagles - Hotel California 10. Earth, Wind & Fire - Fantasy 11. Ted Nugent - Wang Dang Sweet Poontang 12. Final Carnival PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 28min.