半端ない傑作映像が連発しているエース・フレーリーの最新ツアー。そのトドメの一発となる本拠地ニューヨーク篇が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2022年6月11日パラディウム・タイムズ・スクエア公演」。そのオーディエンス・ショットです。活動全景については同時リリースとなる『WARRENDALE 2022』の解説に譲るとして、ここでは「2022年」に焦点を絞って高いの距離感を確認してみましょう。・3月3日ー31日:北米(6公演)・4月1日『WARRENDALE 2022』・4月22日ー6月10日:北米(16公演)・6月11日:ニューヨーク公演 ←★本作★ >>今ココ<<・7月30日:Steelhouse Festival出演・8月12日ー26日:北米(4公演)・10月8日:ヘンダーソン公演 これが2022年のエース・フレーリー。メインとなるのは3月から全24公演で巡る北米ツアーで、本作のニューヨーク公演はその最終日。現時点での最新公演にあたります。この後は「ツアー」と言うより単発的なステージばかりですので、このショウが2022年のハイライトでもありました。そんなショウで記録された本作は、「絶景・クオリティ・体験感」の三拍子が見事に合致した極上映像。昨年好評を博した『TUPELO 2021』や同時リリースの『WARRENDALE 2022』は類い希な個性が凄い傑作でしたが、純粋なクオリティ/見応えでは本作こそがNo.1です。まずポジションですが、ステージ中央よりちょっとだけ右寄りの前方席で恐らく4列目くらい。『TUPELO 2021』のように「最前列ショット!」と喧伝は出来ませんが、決して劣っていない。それだけ近いと見上げ視線になりそうなのですが、本作は視点が高いところも素晴らしい。自撮り棒を掲げているのか、前方客の頭上をスルーしてステージを遮蔽物ナシで直視。すぐそこにエースがいる密着感と、広々とした視界を両立した極上の視界なのです。しかも(邪魔にならない程度に)映り込む前方客がリアルで熱い体験感も味わわせてくれる。最前列の『TUPELO 2021』や関係者席(?)の『WARRENDALE 2022』は特等席すぎて「ライヴ体験」と呼ぶには異次元感覚でもありましたが、本作は盛り上がるショウの熱気がビンビン。それも本拠地ニューヨークへの凱旋ですから、エースにとっては文字通り世界一の現場に居合わせる事が出来るのです。「盛り上がりが凄い」と言うと轟音・騒乱をイメージされるかも知れませんが、そうではありません。むしろ、本作の真価は極上のサウンドにこそある。先ほど「本作こそがNo.1」と申しましたが、その最大の理由がコレ。これがもう、凄いのなんの。音声だけでもリリース可能……と言いますか、ぶっちゃけ「まるでサウンドボード!」。客席の光景と違和感もないのでオーディエンス音声で間違いないとは思いますが、極太な芯のダイレクト感とくっきりとした輪郭のクリアさが絶大。もう開き直って「画つきのライヴアルバム」と考えても良いくらいです。文句の付けどころがない極上クオリティで描かれるのは、現時点で最新のフルショウ。実のところ、セット的には同時リリースの『WARRENDALE 2022』には及ばなかったりするのですが、それでもアリス・クーパーの前座だった『TUPELO 2021』よりは遙かに長尺。ここで比較しつつチェックしておきましょう。KISS・ファースト:Strutter/Cold Gin-Black Diamond/Deuce・地獄のさけび:Parasite/Strange Ways(★)・その他:Detroit Rock City/Shock Me/Rocket Ride/Hard Times(★)ソロ・エース・フレーリー:Rip It Out/New York Groove・その他:Rock Soldiers(★)/Never In My Life-Good Times Bad Times ※注:「★」印は『TUPELO 2021』で観られなかった曲。『TUPELO 2021』の「最前列ド真ん中ショット!」や、『WARRENDALE 2022』の「関係者席ショット!!」のような分かりやすいキーワードには恵まれていませんが、本作の見応えはそんな超個性派たちを凌駕する。「絶景・クオリティ・体験感」の三拍子で本拠地の凱旋公演をフル体験できる映像傑作。「2022年6月11日パラディウム・タイムズ・スクエア公演」の絶景オーディエンス・ショット。前方席(4列目くらい)から遮蔽物ナシでステージを直視しており、すぐそこにエースがいる密着感と、広々とした視界を両立。しかも音声も「まるでサウンドボード」と言いたくなる極上ぶりで、極太な芯のダイレクト感とくっきりとした輪郭のクリアさが絶大。傑作映像が連発している最新ツアーでも群を抜くNo.1クオリティでハイライトの地元ショウをフル体験できます。Palladium Times Square, New York, NY, USA 11th June 2022 AMAZING SHOT!!! (74:25) 1. Intro 2. Rip It Out 3. Parasite 4. Strutter 5. Rocket Ride 6. Rock Soldiers 7. Never In My Life / Good Times Bad Times 8. Detroit Rock City 9. Shock Me 10. Ace Frehley Guitar Solo 11. Cold Gin / Black Diamond 12. Hard Times 13. Strange Ways 14. New York Groove 15. Deuce COLOUR NTSC Approx.74min. Ace Frehley - Guitar, Vocals Ryan Cook - Guitar Jeremy Asbrock - Guitar Phil Shouse - Bass Matt Starr - Drums