2005年、ジョーとWDRビッグ・バンド共演のライヴを、プロ・ショットで収録しています。共演ライヴ・アルバム「BROWN STREET」録音1ヶ月後の、ドイツのジャズ・フェスでの演奏です。リズム隊は、ほぼウエリポそのまんま、そこに、分厚いラッパ軍団が絡む演奏は、WRのスリルとビッグ・バンドの完成度を併せ持つ、大人のウエリポといった感じです。ビッグ・バンドがウエインの領域をどう料理するのかと思いきや、むしろ、ジョーのキーボードのお仕事を発展させたような演奏になっていて、やはり、ウエインはウエイン、曲はWRでも、きっちりジョーの創造したプロジェクトとなっているのですね。でもそれでも、WRと比べたくなってしまう、それほどファン心を刺激する、素晴らしい演奏故でありましょうか。収録時間は40分となります。