1972年、ベルリンのジャズ・フェス映像が到着いたしました。高画質プロ・ショットです。メインは、この年、現在まで続くこの運命的なデュオの記念すべき初アルバムをリリースした、チック・コリア&ゲイリー・バートン。このアルバムからのナンバーが多く演奏されているようです。たった二人とはいえ、RTFに引けをとらない、グルーヴと色彩感に満ちた素晴らしい演奏。もうひとりの主人公が、欧州フリージャズの草分け、ギュンター・ハンペル。ここでは、サックス、ヴァイヴ、フルートと楽器を持ち替えながら、ソロでの演奏を披露しています。フリーとはまた一味違った、とても精神的な演奏です。映像は、はじめにギュンターのソロを15分弱。そのあと最後までがチック&ゲイリーとなっています。収録時間は40分となります。