カールトンにとって原点回帰とも呼べる内容となったブルーズアルバム『Sapphire Blue』リリース後2004年のライブと、1991年の東京公演をともにオフィシャル級の極上プロショットにて収録。前半53分が2004年7/8のパリ公演で、『Sapphire Blue』リリースに伴うツアーからの渾身のライブ、ブラスを大フィーチャーした同アルバム収録の非常にライブ映えのする楽曲を中心に、「Minutes By Minutes」「Smiles And Smiles To GO」等をまじえたキャリアの総決算的な内容となっています。後半50分弱が1991年8/16におこなわれたプレイボーイ・ジャズフェス東京公演の演奏、「Room 335」をはじめとしたヒットチューン満載のエレクトリック・ステージで、絶望的ですらある困難な状況にも屈することなく強靭な精神力で第一線へと帰ってきたMr.335の姿にファンならずとも涙してしまうこと必至です。全編デジタル・リマスタリングの施された極上画質&音質、90年代から顕著となった自らのルーツたる"ブルーズ"への渇望をその作品へと投影させることとなった端緒と結実、その両方を一度に映像で確認することが出来るという点でもファンにとっては興味深いリリースといえるでしょう。メニューチャプター付きのプロフェショナル仕様で収録時間は102分となります。