
2016年ハードロック最大の衝撃来日、MICHAEL SCHENKER FESTの第一報が到着しました! ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット(!)、ロビン・マッコーリーというMSGシンガー3人を従えた奇跡の来日公演。すでに各所で話題沸騰中ですが、その極上ライヴアルバムがリリース決定です!! さてさて、気になる中身の前に、まずは恒例の日程から始めましょう。
・8月23日:Zepp Namba 【本作】・8月24日:東京国際フォーラム・8月26日:Zepp Sapporo
このように、今回の来日公演は全3回。つい、数日前に最終の札幌公演が終わったばかりです。そんな来日公演の第一報たる本作は、初日「2016年8月23日Zepp Namba公演」のオーディエンス・アルバムです。何よりも注目のライヴがフルで聴けることが最大のポイントなのですが、そんな貴重ぶりを度外視しても絶品なクオリティも凄い。本作は正真正銘の極上録音。いわゆる「まるでサウンドボード」と呼ばれるタイプの録音でして、ダイレクト感もたっぷりに端正&極上の楽音が思いっきり炸裂する。正直な話、昨年の来日公演で連発されたCDより良いんじゃないか……。そんな特級サウンドなのです。しかも、本作は録音から独自ルートでもたらされた完全オリジナル録音。ネット上にも出回っていない、本作だけの全世界初公開ライヴアルバムなのです。そんなサウンドで描かれたMICHAEL SCHENKER FESTがまた、とんでもなく素晴らしい……。すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、ショウは間にインストを挟みつつ、3人のシンガーが入れ替わる3部構成。まず最初は「Into The Arena」に続いて登場するゲイリー・バーデン。『神』と『神話』から4曲を歌います。80年代には歌唱力を揶揄されながらも「来日する度に巧くなる」とも言われたバーデンですが、さすがに60歳を迎えた今回は、高音をフェイクし、観客にマイクを任せるシーンも多々。しかし、その歌声は間違いなく彼以外の誰でもない説得力があり、名曲群も“かくあるべし”という輝きを放っています。続いて「Coast To Coast」を挟んで登場するのは、英雄グラハム・ボネット! 今回の来日は各地で大盛況ですが、ほとんどの方がグラハム目当てだったことでしょう。昨年のTEMPLE OF ROCKの来日公演でも奇跡の共演を果たしてくれましたが、あの奇跡が再び!! 本作でも最大の聴きどころなわけですが、グラハムが歌ったのは『黙示録』の「Assault Attack」と「Desert Song」………そして「Dancer」!!! 昨年はドゥギー・ホワイトとデュエットだった「Assault Attack」がグラハム1人で歌われるのも嬉しいですが、ついに、ついに「Dancer」まで……。当時は「ポップなMSGなんて」等と言われたのも遠い遠い記憶。キャッチーなメロディに観客の心を一気に鷲づかみにし、盛り上がりに盛り上がりまくる! この曲ではバーデンとマッコーリーがバックアップに付きますが、そんなコーラスに気づかないほど観客が歌いまくる。もちろん、肝心要のグラハムの歌声やマイケルのギターはバッチリ図太く轟き、観客の大合唱の中でもサウンドボード級の図太さ・クリアさでハッキリと聞こえます。初日のせいか「Assault Attack」で曲を見失ったり、「Dancer」で声が裏返ったりもしますが、声の張りは昨年の来日公演さえも超えそうなド迫力ヴォイスを激近サウンドで思いっきり浴びられます。そして「Captain Nemo」を挟んで登場するのがロビン・マッコーリー。McAULEY SCHENKER GROUP時代の3曲に加え、UFOの「Shoot Shoot」「Rock Bottom」でもマイクを握ります。恐らく3人の中で一番期待度が低かったのではないかと思うのですが、歌声は彼こそがベスト! バーデンとグラハムは思い入れが吹き出す大感動ですが、その実フェイクや裏返りが厳しいシーンもあります。ところがマッコーリーときたら、まるで衰えていない。ハスキーなミドルの味わいは27年前と寸分も変わらず、ハイノートもキレイに伸びる。彼もまた63歳になるはずなのですが、もしかして当時よりも巧くなっている!?!? その歌声で名作「Save Yourself」「This Is My Heart」が日本初公開される……。グラハムとマイケルの“奇跡の再共演”こそが本作最大の命ではありますが、マッコーリーもまた見事な聴きどころです。 魂にこびりついたバーデンの歌声、奇跡が再び起きたグラハムの歌声、衰え知らずのマッコーリーの歌声。その3人の歌とマイケルのギターが一夜にして絡むMICHAEL SCHENKER FEST。昨年のTEMPLE OF ROCK以上に奇跡的なライヴを特上のサウンドで描ききった大傑作です。本来、プレスするのが当たり前のクオリティでありながら、感動覚めやらぬ“今”を心ゆくまで噛みしめていただきたい。
Disc 1 (50:15)
1. Intro 2. Opening SE 3. Into the Arena 4. Attack of the Mad Axeman (with Gary Barden) 5. Victim of Illusion (with Gary Barden) 6. Armed and Ready (with Gary Barden) 7. Let Sleeping Dogs Lie (with Gary Barden) 8. Coast to Coast 9. Assault Attack (with Graham Bonnet) 10. Desert Song (with Graham Bonnet)
11. Dancer (with Graham Bonnet, Gary Barden & Robin McAuley)
Disc 2 (45:44)
1. Captain Nemo 2. This Is My Heart (with Robin McAuley) 3. Save Yourself (with Robin McAuley) 4. Love Is Not a Game (with Robin McAuley) 5. Shoot Shoot (with Robin McAuley) 6. Rock Bottom (with Robin McAuley)
Encore:
7. Doctor Doctor (with Gary Barden, Graham Bonnet & Robin McAuley)
Michael Schenker - Guitar Gary Barden - Vocal Graham Bonnet - Vocal Robin McAuley – Vocal Chris Glen - Bass Ted McKenna - Drums Steve Mann - Guitar, Keyboards