
1967年リリースのセカンド・シングル「See Emily Play」の疑似ステレオミックスを除く全てのヴァージョン違いを収録した保存版の登場です。まずTRK1には「2:55 SEE EMILY PLAY 5/23/67」とラベルに手書きされたアセテート盤シングルテイクを原盤より収録。コンピレーション盤でもお馴染みの音源ですが、今回の収録にあたりRawソースより新たに一からノイズ除去作業を行い、原音を損なわないよう細心の注意を払ってリマスターしたため大変聴きやすくなりました。このテイクでは公式リリース版に比べてオルガンやボーカルが若干大きめにミックス、アウトロ部分ではリリース版でカットされたギターが入っているのが特徴です。TRK2はもうひとつのミックス違いアセテート盤シングルテイクを、こちらも原盤より新たにリマスターした音源で収録。公式リリース版と比べてボーカルがかなり小さめで、ギターは大きめのミックスです。収録時間は2分46秒と、アウトロがリリース版よりさらに短くなっています。TRK3には1967年UKオリジナルシングルをダイレクト収録。60年代にリリースされたUKシングルの中でもトップレベルの轟音盤として有名な7インチで、コンディション抜群の原盤から発せられるリアルな質感に満ちたこのサウンドこそが「ベストな正統派See Emily Playヴァージョン」と言えるのではないでしょうか。TRK4は2010年リマスターテイクを収録。当然のことながら、今回のヴァージョン集の中では最もクリアーで音色もブライト、大変すっきりしたクリーンアップされた「See Emily Play」が聴けます。しかしながらUKオリジナル盤と比べてかなり大人しいサウンドは、まるでミックス違いのような差がありその点も面白いのではないでしょうか。trk5と6はtrk1と2に収録されているアセテート落としテイクの「Raw & Non-Remastered Version」を収録。針パチノイズは聴こえますが、音の迫力・魅力は全ヴァージョン中、最強。時代のもつパワー、息吹といったものが、この未加工のリアルサウンドからダイレクトに響き渡ります。まさに圧巻のテイク。全て同じナンバーでありながら、6ヴァージョンともそれぞれ全く違った音の楽しみ方ができる、ファン必携・必聴のコレクション・タイトル。
(17:09)
1. See Emily Play 1967-05-23 Acetate Mix #1 2. See Emily Play 1967-05-XX Acetate Mix #2 3. See Emily Play UK Original Single 4. See Emily Play 2010 Remaster 5. See Emily Play Acetate Mix #1 Non-Remastered 6. See Emily Play Acetate Mix #2 Non-Remastered