
「UK」脱退後、自身のバンド「ブラッフォード」からの「Feels Good to Me」に続く1979年リリースのセカンドアルバム「One Of A Kind」期の北米ツアーから、7月26日のミシガン州グロスポイントは「パンチ・アンド・ジュディ・シアター」でのライブを約77分に渡って極上レベルの超高音質オーディエンス録音で収録。(「UK」としても、ちょうど本公演の1年前の78年7月に同じ会場で演奏しています。)JEMSが近年発表したマスター音源。はっきり言って、この音質だけで「買い!」のタイトルです。当時のカセット録音としてはトップクラスのサウンドクオリティで、この時期の「ブラッフォード」の絶妙のライブアンサンブルを再現してくれます。唯一のこの時期のライブ盤「Bruford Tapes」が7月12日のニューヨーク公演を放送用音源から収録していますので、本ライブは同日のライブの全長版ということになります。アルバムに参加していたアラン・ホールズワースは脱退し、代わりに同じく超絶テクニックを誇るジョン・クラークが加入。ホールズワースの速弾きを楽々と再現しています。「Bruford Tapes」未収のUKでもお馴染みのForever Until Sunday、劇的な展開を聴かせるOne Of A Kind Pt. 1、静から動への展開が堪らないTravels With Myself And Someone Else(4:10でテープチェンジと思われるカット有)など、当時のライブの全貌が聴けるのも嬉しい1枚です。Forever Until Sunday終演後のビルのメンバー紹介を含むMCでは「前回、UKで来たときのことを覚えている人もると思うけど。UKはビジネス的に酷い状況になって解散してしまった。」と言ってます。その後、紹介する新曲「Joe Frazier」は次作「Gradually Going Tornado」に収録されるナンバーで、この日が初演。全体の音のバランスも非常に良好で、イントロのHell's Bellsのイントロ欠け、更にアンコールFive G手前で一旦テープを止めたことから生じた冒頭箇所の欠損を除けば、ショウの全貌を非常に高品質なサウンドで堪能することができます。まさに「縦横無尽」と言う言葉が相応しい、各プレイヤーの織り成す、火花の散るようなインタープレイの数々は、フュージョン・ロック好きにはたまらないものがあるでしょう。間違いなく、コレクションに加える価値のある非常に高品質なライブ盤の登場です。
Live at Punch And Judy Theatre, Grosse Pointe, MI. USA 26th July 1979 TRULY PEREFECT SOUND
1. Hell's Bells 2. Sample And Hold 3. Fainting In Coils 4. Forever Until Sunday 5. Band Introduction 6. Joe Frazier 7. One Of A Kind Pt. 1 8. One Of A Kind Pt. 2 9. Travels With Myself And Someone Else 10. Beelzebub 11. The Sahara Of Snow Pt. 1 12. The Sahara Of Snow Pt. 2 13. Five G
Bill Bruford - Drums Jeff Berlin - Bass Dave Stewart - Keyboards John Clark – Guitar