
1985年7月5日の東京はラフォーレ赤坂公演を約1時間50分に渡って高音質オーディエンス録音で完全収録。当時、7月4日のライブはラジオ放送され、昨年「In Tokyo」なるタイトルで、海外レーベルよりリリースされたりしましたが、本盤はその翌日のライブを、トレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・マスター・カセットより収録しています。勿論、全編、初登場。短命で終わったデュオの最後期の演奏にあたり、ブラッフォードのドラムは時期的にクリムゾンやABWHを彷彿とさせるプレイや音色を聴くことができ、いかにも80年代中期らしいパフォーマンズを存分に楽しむことができます。ちょうど2作目「Flags」をリリースした時期であり、内容的にもユニットの最終到達点と言うべき、「モラツ&ブラッフォード」の総決算的ライブを堪能することができます。ブラッフォードはシモンズなどのエレクトリック・ドラムとアコースティック・ドラム、モラツはシンセとピアノを楽曲によって巧みに使い分け、2人だけで演奏していることが信じられない位に多彩な内容を披露しています。ジャズ、フュージョン、プログレ、ワールド・ミュージック・・・モラツの作り出す、同じ楽曲の中でも目まぐるしく変化する曲調と、オリジナルな色彩感に満ちたナンバーの数々に、独特のリズムで果敢に挑むブラッフォードのドラム・プレイは終始、圧巻で、両者の凄まじいテクニックに裏打ちされたユニゾンや変拍子プレイを始めとして、全曲、全てが聴き所と言っても過言ではない程の、実に魅力的なパフォーマンスを堪能することができます。モラツのファーストソロ「Story of I」のCachacaは後半のブラッフォードの畳み掛けるようなドラミングが素晴らしい聴き所になっています。後半の一大インプロヴィゼイション・パートはまさに圧巻。内容・音質・価値、三拍子そろったファンには堪らない1枚です。
Live at Laforet Akasaka, Tokyo, Japan 5th July 1985 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1
1. Intro 2. Blue Brains 3. Hazy 4. Eastern Sundays 5. Cachaca 6. Galatea 7. The Drum Also Waltzes 8. Improptu, Too 9. Children's Concerto 10. Drum Solo 11. Flags
Disc 2
1. Machine Programmed By Genes 2. Keyboard Solo 3. Improvisations 4. Black Silk
Patrick Moraz - Piano, Keyboards Bill Bruford - Drums, Percussion