1970年S&G解散後、ソロ・アルバム『ひとりごと』をリリース、その後初めて行った1973年から翌年にかけてのソロ・ツアーより、6月10日ニューヨークはナッソー・コロシアムでのライブを、当時としては良好なオーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。まずすでにメキシコ民族音楽バンドのウル・バンバ、ゴスペルのジェシ・ジクソン・シンガースを従えてソロ・ナンバーはもちろんS&Gの曲も大胆にアレンジしてプレイ。「コンドルは飛んでゆく」や「サウンド・オブ・サイレンス」「明日に架ける橋」等を、また違ったアレンジで披露し、また当時のアルバム「ひとりごと」からの大ヒット曲「コダクローム」や「ラブ・ミー・ライク・ア・ロック」なども披露しており、後のワールド・ミュージックとの融合に結びつくあたりは、時代の先見性が伺えるもの。 なお、この時期のライブは後にオフィシャル・ライブ・アルバムもリリースされるものの、当時のコンサート完全収録という意味では貴重な記録音源といえる逸品。
DISC ONE : 01. Me And Julio Down By The Schoolyard/02. Run That Body Down/03. Was A Sunny Day/04. American Tune/05. El Condor Pasa/06. Duncan/07. Urubamba Song/08. The Boxer/09. Mrs. Robinson/10. Congratulations/11. Kodachrome
DISC TWO : 01. Homeward Bound/02. Something So Right/03. Mother And Child Reunion/04. The Sound Of Silence/05. Jeaus Is The Answer/06. Bridge Over Troubled Water/07. Loves Me Like A Rock/08. America/09. Bye Bye Love
[Live At Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY, USA, June 10th 1973]