
1976年1月23日、ニューヨークはラジオ・シティ・ミュージック・ホール2日目公演を極上オーディエンス録音で完全収録。日付が誤って22日と記載されている同日既発「New York 1976」とは完全別マスターの、驚愕のマスター・クオリティ・ヴァージョンです。冒頭のBurnから第四期パープルのオーディエンス録音としては最高峰の音質で録音されており、マニアの驚きを誘うことでしょう。既発ではカットのあったLady Luckの頭切れもありません(曲間のMCもノンカットで収録)。Lady Luckでは低音がややブースト気味になりますが、徐々に改善されていきます。その代わりドラム、オルガンはクリアーですので、不快な感じはありません。Lady Luck終演後、デヴィッドが「New York New York」とスタンダードを歌います。Love Childも太く素晴らしい音で収録されています。13分に及ぶファンキーなGettin' Tighterではグレンの強烈なベースとボーカルが生き生きと響き渡ります。ジョンのパーカッシブなオルガンさばきも素晴らしく、ファンクなナンバーも問題なくこなしています。同曲終了後、グレンが場内の喧嘩を止めようとしているのか「ちょっと待ってくれよ。ヴァイオレンスはなしだ」とMCします。デヴィットのお決まりの曲紹介に続いてのSmoke On The Waterでは6分台にグレンの見事なボーカルでGeorgia On My Mind歌われ感動的な時を楽しめます。テープチェンジのカットははSmoke On The Water終演後にあり楽曲への影響はありません。ジョンのクラシカルなソロに続くLazyではデヴィットとグレンがボーカルを分け合い、バック陣もよりジャム風のプレイで聴衆を魅了します。4分台のトミーのスライドを絡めたソロは凄い迫力です。ドラムソロに続いてはトミーのソロ「Teaser」収録のHomeward Strutがプレイされます。グレンのボーカルがあまりに強烈なThis Time Around~Owed to 'G'はコンサートのピークでしょう。煩いアメリカの聴衆も押し黙って聴き入っている様子が伝わってきます。ディスク2はトミーの7分間のギターソロからスタート。メドレーでストレートなロックのDrifter、ベースがヘヴィなStormbringerも迫力満点です。Stormbringerでのトミーの流れるようなソロも聴き所です。Going Downでのペイスのドラムのクリアーさといったら驚くほどです。この曲でのデヴィッドのボーカルは後のホワイトスネイクを連想させます。「We need you!」のMCも迫力のあるラストのHighway Star もデヴィッドとグレンの贅沢なツインボーカルが豪快にショウを締めくくります。テープに入っていた全てを収録するため故意にフェイドイン&アウト処理は行っていません。USツアーの序盤ながら、前年の日本公演のイメージを払拭するような、タイトでまとまりのあるグルーブを多分に感じさせる抜群のパフォーマンスをたっぷりと堪能できます。
Live at Radio City Music Hall, New York, USA 23rd January 1976 TRULY AMAZING SOUND
Disc 1
1. Introduction 2. Burn 3. Lady Luck 4. Love Child 5. Gettin' Tighter 6. Smoke On The Water incl. Georgia On My Mind 7. Keyboard Solo 8. Lazy 9. Drum Solo 10. Homeward Strut 11. This Time Around 12. Owed to 'G'
Disc 2
1. Guitar Solo 2. Drifter 3. Stormbringer 4. Going Down 5. Highway Star
David Coverdale - Vocal Tommy Bolin - Guitar Glenn Hughes - Bass & Vocal Jon Lord - Keyboards Ian Paice – Drums