
1981年のジャパンツアーから、8月21日の大阪公演(2日目)を、完全初登場のオリジナル・マスターより完全収録!コージー・パウエルそしてグラハム・ボネットの脱退後、ジョー・リン・ターナーとボビー・ロンディネリを迎え入れ、アメリカンな方向性へとシフトしたRAINBOW。彼らがその第一弾として発表した「DIFFICULT TO CURE」は、若々しさやキャッチーな要素とともに、リッチーのギターも魅力たっぷりにフィーチャーされた傑作となりました。その1981年「DIFFICULT TO CURE」ツアーのラストに行われた来日公演では、従来のファンだけでなく新たなファン層も開拓され、全8公演が盛況の内に繰り広げられました。そのツアーでは、3公演連続で行われた東京・日本武道館公演と並び、ファンに強い印象を与えたのが、8月20日と21日の大阪フェスティバルホールでの2公演です。この大阪公演も以前から各種のオーディエンス録音が登場してきました。中でも2日目の模様をCD化した「DIFFICULT TO DEAL」は、この日を代表する名録音だと、ファンから高い評価を与えられています。その8月21日ライヴを、新たな視点から楽しませるのが本作です。「SEARCHING IN THE DARKNESS」の新登場音源(ディスク3・4)と同一テーパーによる本録音は、トレーダー間でも一切知られていない完全初登場テイク。(若干の距離感こそ伴うものの)割れや歪みがほとんど気にならない聴き易さと、ナチュラルで端正な音像によりライヴの模様を完全収録しています。オープニングの「Land Of Hope And Glory」そして「Over The Rainbow」から、場内は割れんばかりの盛り上がり。舞台の様子を見守る観客のリアクションもリアルに再現される内容は、会場のドキュメントとして非常に興味深いです。最近のオーディエンス録音と比較すると、演奏の輪郭やクリアネスでは甘い部分も見られます。しかしジョーのヴォーカルは1曲目の「Spotlight Kid」から非常に聴き取りやすく、歓声や拍手の間から演奏が浮かび上がるような音像は独特の味わいがあります。1981年のRAINBOWライヴは、フレッシュなジョーのキャラクターに、ロニー時代やグラハム時代の名残が反映された演奏内容でしょう。「Love's No Friend」や「Lost In Hollywood」など、グラハムの代表曲を巧みに歌いあげるジョー、「Man On The Silver Mountain」や「Catch The Rainbow」ではロニー時代を思い出させるリッチーのプレイは、どちらも素晴らしい聴き応えです(特にファンタジックな色合いを戻した「Catch The Rainbow」は絶品です)。それらの名曲・名演に織り交ざる形で姿を見せる新曲の数々は、ライヴに見事なメリハリを与えています。リッチーのメロディアスなギター・プレイが心地よい「I Surrender」、ジョーのヴォーカルとロジャー・グローヴァーのベースが駆け抜けるような「Can't Happen Here」、そして劇的な「Difficult To Cure」は、いずれも'82年以降とも違った感触で楽しめるでしょう(これはドン・エイリーのキーボードが、バンドでいかに大きな位置を占めていたかを物語ります)。「Long Live Rock'n'Roll」でセット本編を熱く締めくくった後は、アンコールの「All Night Long」、ラストに炸裂するギター・クラッシュで怒涛のクライマックスを迎えます! 特にギター・クラッシュの場面は、どよめく観客の盛り上がりが余りにも生々しく、会場の熱気を肌で味わう気持ちになれるでしょう!この日は「Smoke On The Water」が演奏されていないのですが、オーディエンスの興奮に支えられた92分間のライヴは、名場面と聴き所が連続します。文字通り虹のように、場面で異なる七色の輝きを放つ1981年ライヴを、ドキュメント・タッチの本録音でどうぞお楽しみください!
Live at Festival Hall, Osaka, Japan 21st August 1981 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (45:07)
1. Land Of Hope And Glory 2. Over The Rainbow 3. Spotlight Kid 4. Love's No Friend 5. I Surrender 6. Lazy 7. Man On The Silver Mountain 8. Catch The Rainbow 9. Can't Happen Here
Disc 2 (46:54)
1. Keyboard Solo 2. Lost In Hollywood 3. Blackmore Solo 1 4. Difficult To Cure 5. Blackmore Solo 2 6. Drum Solo 7. Long Live Rock'n'Roll 8. All Night Long 9. Kill The King incl. Guitar Crash 10. Long Live Rock'n'Roll(Reprise) 11. Somewhere Over The Rainbow
Ritchie Blackmore - Guitar Joe Lynn Turner - Vocal Roger Glover - Bass Don Airey - Keyboards Bob Rondinelli – Drums