
エリック・クラプトンが本格的にソロキャリアを開始した1974年のカムバック全米ツアーより、極上のステレオ・サウンドボード・マスターをリリースします!公演日は7月24日、コロラド州デンバーにおける2日目公演を完全収録したものです。この音源は過去にリリースされたことはありましたが、それは他公演との抱き合わせによるボリュームの大きなリリース形態だったため、入手をためらったファンもおられたものでした。今回は、2ヶ月間に及んだ長期ツアーにおいて代表的音源と評される本公演の完璧なマスターを新たにイギリス在住の重鎮テーパーから入手し、音質劣化のないデジタルトランスファーを実現してのリリースとなります。74年のカムバックツアーと言いますと、長期スタジアムツアーを乗り切るため、酒を頼りに乗り切ったことで有名なもので、ほぼ全公演の音源が日の目を見ている現在、中には泥酔の度合いが激しく、「これがあのクラプトンか?」と思うような公演の記録も残されています。ところが本盤のデンバー公演については、酒は飲んでいたはずですが、非常にプレイクオリティは高く、しかもセットリストがレアかつ聴きたいナンバーが目白押しという魅力的な内容になっています。中でも序盤のアコースティック・ナンバーにおいてファーストソロアルバム収録のEasy Nowを披露したのはこの全米ツアーのみであり、それも数回というレア度です。この曲をプレイした他公演ではイントロを派手にミスっている日もありますが、本公演では完璧に弾き切っています。中盤からバンド全体でのエレクトリック・セットに持っていくあたりの展開が見事です。さらには、デレク・アンド・ザ・ドミノス時代の「レイラ・セッション」で、故デュエイン・オールマンとアコースティックジャム・セッションしたMean Old Worldをエレクトリックでプレイしているのにも注目です。この曲はEasy Now以上にレアなナンバーで、本ツアーでもほとんどプレイされていませんでした。突然思いつきでプレイしたのか、予めこの日のセットリストに加えるつもりでバンドとの打ち合わせが済んでいたのかは分かりませんが、とにかくこの時のクラプトンはデュエインとの思い出のナンバーを思い浮かべ、彼に捧げるつもりでプレイしたのではないでしょうか。またSteady Rollin’ Man~ Crossroadsは、リズムをキープしてのメドレーでプレイされているなど、アレンジも秀逸です。そして何よりもこの公演が素晴らしいのは、クラプトンのプレイクオリティの高さです。I Shot The Sheriffの後奏をはじめ、代表曲でとるソロプレイがキレまくっているのです。このツアーは、クリーム時代からデレク・アンド・ザ・ドミノス時代までの代表曲、プラス「461」のナンバーという、この時点のクラプトンのキャリアをすべて聴かせるというコンセプトで行なわれたものでした。その中でもこの日のセットリストは特に魅力的と言えます。音質は文句なしの極上ステレオ・サウンドボードです。この日の音源を入手しそこねておられたファンの方は是非この機会に本盤でクラプトンのカムバックツアーを再評価していただければと思います。
Denver Coliseum, Denver, CO. USA 24th July 1974 STEREO SBD(from Original Masters)
Disc 1 (58:30)
1. Intro. 2. Smile 3. Easy Now 4. I Shot The Sheriff 5. Let It Rain 6. Willie And The Hand Jive 7. Get Ready 8. Badge 9. Presence Of The Lord 10. Tell The Truth
Disc 2 (48:23)
1. Mainline Florida 2. Mean Old World 3. Blues Power 4. Steady Rollin' Man 5. Crossroads 6. Member Introduction 7. Layla 8. Little Queenie
Eric Clapton - Guitar / Vocals George Terry - Guitar Dicks Sims – Keyboards Carl Radle - Bass Jamie Oldaker - Drums Yvonne Elliman - Backing Vocals
STEREO SOUNDBOARD RECORDING