デビュー45周年を迎え、2015年に続く来日公演より、2017年10月21日Zepp Nagoya公演の模様を、デジタル・オーディエンス・レコーディングにて、2時間21分にわたりコンプリート収録。 まず全6公演のうち東京、オーチャードホール3日連続公演に続く4公演目となるもので、全編にわたり距離感をまるで感じさせないダイレクト感と繊細なサウンドをカンペキに再現。そして今回の6公演でのセットリストは、共通していたのは7曲のみで、ここ名古屋も全22曲の中、2/3が日替わり曲なうえ、リクエストに応えた「Redneck Friend」も、ここ名古屋公演でだけ披露。 さらにもう1曲、リクエストに応えたのがオールマンの「Melissa」で、「何?グレッグの曲?OK。俺たちは彼を愛してるからね」と言って始まるこのトリビュート・ナンバーは、東京2日目にも演奏されたものの、過去ステージで歌ったのは、数回という激レアなカヴァー。またバンド・メンバーも2年前の来日公演と同じで、ジャクソンが“ドリーム・バンド”と呼ぶだけあって、全員が一流にして呼吸感もピッタリ。特にグレッグ・リーズとヴァル・マッカラムの2人のギタリストが素晴らしく、ペダルスティールを操るグレッグと、テレキャスターやファイアバードを駆使するヴァルとのコンビネーションはバツグンで、「The Long Way Around」ではヴァルがエレキでソロを取ると、グレッグが繊細なアコギのバッキングを絡ませ、「Looking East」や「Running on Empty」ではペダルスティールとファイアバードが互いにスリリングなソロをかけ合うあたりは鳥肌もの。
そんな感動の一夜をベスト・クオリティーでここに。
Disc 1 : (Set 1) 1. Intro 2. Some Bridges 3. The Long Way Around 4. The Late Show 5. Looking East 6. These Days 7. Redneck Friend 8. Just Say Yeah 9. Your Bright Baby Blues 10. For A Dancer (Set 2) 11. Intro 12. The Birds of St. Marks
Disc 2 : 1. I'll Do Anything 2. Lives In The Balance 3. Fountain Of Sorrow 4. For Everyman 5. I'm Alive 6. Melissa 7. The Pretender 8. Running On Empty 9. Take It Easy 10. Our Lady of the Well 11. Doctor My Eyes 12. I Am A Patriot
[Live at Zepp Nagoya, Nagoya, Japan 21st October 2017]
◇ Jackson Browne (Vocals, Guitar, Piano), Greg Leisz (Pedal Steel, Guitar), Val McCallum (Guitar), Mauricio Lewak (Drums), Bob Glaub (Bass), Jeff Young (Keyboards), Chavonne Stewart (Chorus) Alethea Mills (Chorus