2018年5月上旬には、ニルス・ロフグレンが参加したクレイジー・ホースとのライブ、そしてその後のプロミス・オブ・ザ・リアルとのライブなど、とにかく2018年は特に精力的なニール・ヤングの、ここではソロによる9月30日と10月1日の2夜連続公演となったペンシルバニア、アッパーダービーでの初日の模様を、97分にわたりデジタル・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。まずここまでも2018年は何度かソロ・ライブは行なってきた中、とにかく今回もレアなセットリストによるもので、まずオープニングから「Dance, Dance, Dance」という意表のオープニングで、70年代の未発表曲をいきなり一発目に。そしてライブ前半は夏ソロ・ツアーから大きく変わっており、特に「War Of Man」から「Mr. Soul」までのチューニングを変えたギターで演奏される3曲は素晴らしく、中でも「The Loner」のアコースティック・バージョンは何と1971年ロイヤル・フェスティバル・ホール以来。そしてほかにも「Flying on the Ground is Wrong」や「See the Sky About to Rain」まで演奏されており、まるで1970年カーネギー・ホールの再現かと思えるもの。 さらに後半では先のファーム・エイドで初めてライブ披露されたアルバム「THE VISITOR」からの「Children Of Destiny」は、バンドでなくエレキをかき鳴らしたスタイルの弾き語りバージョンで、その後もニールのテンションは異常に高く、「One of These Days」や「Mellow My Mind」での激しいボーカルも圧巻の、ファン必聴限定コレクターズ・エディション。
Disc 1 : 1. Dance, Dance, Dance 2. Tell Me Why 3. Homefires 4. Only Love Can Break Your Heart 5. One of These Days 6. War of Man 7. The Loner 8. Mr. Soul 9. Flying on the Ground is Wrong 10. Mellow My Mind 11. Ohio
Disc 2 : 1. Speakin' Out 2. Are You Ready for the Country? 3. Horseshoe Man 4. Birds 5. See the Sky About to Rain 6. Children of Destiny 7. Love and War 8. Peaceful Valley Boulevard 9. From Hank to Hendrix 10. Heart of Gold 11. Tumbleweed
[Live at Tower Theater, Upper Darby, PA, USA 30th September 2018]