
“AC/DC+アクセル・ローズ”、通称「AXL/DC」の極上ライヴアルバムが登場です! 2016年のロック界最大の衝撃となった合体ユニットだけに、今この瞬間も猛烈な勢いで録音・映像が世界を駆け巡っている真っ最中。当店でも、これまで厳選した2タイトルをご紹介してきましたが、その中でもバツグンのクオリティを誇る1本です! まずは、これまでのタイトルをライヴ日程と共に確認してみましょう。
・5月7日:リスボン(ポルトガル)※合体初日 ・5月10日:セビリア(スペイン)・5月13日:マルセイユ(フランス)『MARSEILLE & WERCHTER 2016』 ・5月16日:ウェルフテル(ベルギー)『MARSEILLE & WERCHTER 2016』 ・5月19日:ウィーン(オーストリア)
・5月22日:プラハ(チェコ)『PRAGUE 2016』 ・5月26日:ハンブルク(ドイツ) ・5月29日:ベルン(スイス) ・6月1日:ライプツィヒ(ドイツ) ・6月4日:ロンドン(イギリス) ・6月9日:マンチェスター(イギリス)【本作】 ・6月12日:オーフス(デンマーク)・6月15日:デュッセルドルフ(ドイツ)
これが先頃終了したツアー日程。この他にも、8月-9月に延期となっていた10公演の振り替えも行われますが、世紀の合体を世界に知らしめる初日程は、この13公演です。この中で、本作は「2016年6月9日マンチェスター公演」を収めたオーディエンス・アルバムなのです。実のところ、現在一番人気となっているのは、先日もギフトでご紹介したオーディエンス映像『PRAGUE 2016』。その強烈極まる映像美で“奇跡合体”を目撃できる大傑作なのですが、惜しむらくはいくつかの曲でカットがあった。それに対し、本作は視覚なしのライヴアルバムとは言え、シームレスにショウに没入できる極上品なのです。そのクオリティは、まさに驚異的。デジタル機材の進歩が著しい客席録音の世界ですが、その中にあってもバツグン。リアルな熱狂がうっすらと被るために確実にオーディエンス録音ではあるのですが、楽音のクリアさ、図太さはサウンドボードにも劣らない。アンガス・ヤングのリードギターを筆頭に、グギグギと鳴るスティーヴィ・ヤングのリズムギター、クリフ・ウィリアムズ&クリス・スレイドが生み出すビートもクッキリ・ハッキリ・キッチリ。大歓声のスペクタクルもしっかり収めてはいるのですが、遙か遠くの海のうねりのよう。ド直球な楽音こそが全編を支配し、貫くのです。も・ち・ろ・ん、大注目のアクセル・ローズの歌声こそが素晴らしくクリア。このクオリティは、無数に登場している録音の中でも頭2つくらい飛び抜けており、(現在のところ)間違いなくNo.1サウンドなのです。そのサウンドで描かれるAXL/DCのライヴこそが凄い。いままでのタイトルでも書き連ねてきましたが、これがまたなんとも不思議でカッコイイ。耳に染みついた“AC/DCソング”、“アクセルの声”に間違いないものの、それが組み合わさっても違和感がない……。ここまでの2タイトルも素晴らしかったですが、11公演目ともなると更に馴染み、まるで“元々こういうバンド”かのよう。スラッシュ&ダフ・マッケイガンの復帰したGUNS ’N ROSESにも興奮しましたが、アクセルがもっとイキイキしてる!? ブライアン・ジョンソンの回復を祈る気持ちにもウソ偽りはありませんし、“比べてどうこう”なんてヤボは申しませんが、AXL/DCが怖ろしくカッコイイことも否定できないのです。この合体、日本で観てみたい……。AC/DCと共に13公演を終えたアクセルは、すぐさまGUNS ’N ROSESの“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”に戻る予定。今後のスケジュールをカンタンにまとめておきますと……
GUNS N' ROSES:“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR” ・6月23日-8月22日(北米20公演)AC/DC:“ROCK OR BUST WORLD TOUR”・8月27日-9月20日(北米10公演)
……となっております。なんとも忙しないスケジュールですが、その後は未定。ブライアンも新技術の補聴器(?)で回復の希望が見え始める一方、アクセルは「彼ら(AC/DC)が望むなら続けるよ」と発言。AC/DCにブライアンが戻るのか、それともアクセルが二足の草鞋を続けるのか、はたまた……。AXL/DCが世界的に大好評なだけに、まったく先が読めなくなってきました。そんな話題沸騰のAXL/DCだけに、公式ライヴ作やサウンドボードの発掘が待ち望まれますが、それらも保証の限りではない。しかし、もしそれが叶わなかったとしたら、本作こそが「AXL/DCの最高傑作」となることでしょう。もちろん、AXL/DC初体験にお薦めするのは目撃できる映像『PRAGUE 2016』ではありますが、フルショウを欠けなく聞き込み、この奇跡ユニットの行方に想いを馳せるなら本作こそがベスト。どうぞ思う存分、2016年最高のロックンロールをご堪能ください!
Live at Etihad Stadium, Manchester, UK 9th June 2016 TRULY PERFECT SOUND
Disc 1(65:46)
1. Intro 2. Rock Or Bust 3. Shoot To Thrill 4. Hell Ain't A Bad Place To Be 5. Back In Black 6. Got Some Rock & Roll Thunder 7. Dirty Deeds Done Dirt Cheap 8. Rock 'n' Roll Damnation 9. Thunderstruck 10. High Voltage 11. Rock 'n' Roll Train
12. Hells Bells 13. Given The Dog A Bone 14. If You Want Blood (You've Got It)
Disc 2(68:23)
1. Sin City 2. You Shook Me All Night Long 3. Shot Down In Flames 4. Have A Drink On Me 5. T.N.T. 6. Whole Lotta Rosie 7. Let There Be Rock 8. Highway to Hell 9. Riff Raff 10. For Those About To Rock (We Salute You)