
1970年北米ツアー中盤の8月31日、ミルウォーキー公演を高音質オーディエンス録音で約55分収録。ショウの前半部のみの録音で、この音源はここまでしか存在していませんが、オーディエンス録音としては、屈指のクオリティを誇る名音源です。1時間に満たない中途半端な内容ながら、ブート初期から各レーベルより音盤化されていることからわかる通り、その高いレベルの質感は最高レベルのもの。特に今回はPRESENCEがアップロードした「MASTER>DAT」音源をピッチ補正し収録しており、イコライズ感を感じさせない、オンでクリアネスに満ちたその圧巻のサウンドは、まさに「ファンマスト」と断言できる最強のものです。原音の半音の約50%速いピッチを修正。この音源の世界最良のヴァージョンを楽しむことが出来ます。ごくたまに発見されるアナログノイズを除去すれば、絶対にプレスCDが相応しい高品質ソース。最初のImmigrant Songの1分40秒台でテープ劣化がありますが、それ以外は曲中の微細なカット、そしてテープ残量を気にした曲間カット以外、殆ど欠点らしいものがありません。この絶妙な音の距離感とワイドかつオンなリッチなサウンドで聴けるこの時期のツェッペリンのライヴはまさに圧巻。Immigrant SongやHeartbreakerに代表される絶好調プラントの独特の歌い回しの数々はこの日の魅力でもあります。Dazed and Confusedの9:18でリフの途中でペイジが何らかのトラブルか、いったん手をとめ、弾き直し次第にまた復調していく様も非常にリアル。全体を支配するドライブ感に満ちた演奏は聴き応え満点。1枚ものでも十分な満足感が味わえるタイトルです。
Live at Milwaukee Arena, Milwaukee, WI. USA 31st August 1970 (55:27)
1. Intro. 2. Immigrant Song 3. Heartbreaker 4. Dazed and Confused 5. Bring It On Home 6. That's The Way 7. Bron-Yr-Aur 8. Since I've Been Loving You