イングヴェイ・マルムスティーンの「TRILOGY」発表に伴うアメリカツアーから、1986年11月27日のインディアナ州メリービル公演が、既発音 源と全く異なる完全初登場のオリジナル・カセット・マスターから音盤化! イングヴェイのプレイがまさに絶頂だった当時のプレイを、最上級のオーディエン ス・サウンドと同日最長の録音で満喫させる本作は、全てのメタル・マニア必聴必携。その格式にふさわしい2枚組のCDでリリース決定です!1983年にSTEELERそしてALCATRAZZで鮮烈なメジャー・デビューを果たして30年。イングヴェイ・マルムスティーンは今もなおロック・ ギターの最高峰に君臨し続けています。そのキャリアで特筆される作品やライヴは数多く、ファンによって愛好する時代や作品は、それぞれ異なっているでしょ う。そのイングヴェイにとって「TRILOGY」こそ、「初期キャリアのピーク」であった事に異論を持つ方は少ないでしょう。神がかったプレイはすでに誰も が知る所でしたが、それ以上に優れた楽曲の数々は、イングヴェイが並外れたコンポーザーである事も証明したのです(当時のイングヴェイは作曲に当たっても 実験精神が旺盛だった事が、彼の自伝等で明らかにされています)。そしてツアー開始後の火を噴くようなライヴ・パフォーマンスが何より凄かった。イング ヴェイ自身が「とにかくやり過ぎだった」と述懐する"あの時代"のライヴは、音源だけでも肌で感じるような凄みが漂っています。その"絶頂時代"におけるイングヴェイ・ライヴを、同時代としては過去最上級のサウンドで真空パッケージしたのが本録音! 本作では「TRILOGY」 リリース直後のアメリカツアーより、11月27日のインディアナ州メリービル公演を、テーパー提供によるオリジナル・カセット・マスターよりダイレクトに 音盤化したもの。録音者はMOTLEY CRUEの「THEATRE OF ROSEMONT」やMETALLICAの「THE ECSTASY OF ARAGON」など、'80年代のアメリカで数多くの優良ライヴ音源を残した名テーパー。本作でも抜群のクリアネスと極上の臨場感、そして確かな演奏の聴 き易さで、鬼気迫るイングヴェイ・ライヴの熱狂を封じ込めています(なお本ライヴはShadesレーベルの既発「INDIANA TRILOGY」と同一ライヴです。従来は"11月22日"とされていましたが、テーパーの証言と記録に基づき、本作では11月27日とクレジットしてい ます。もちろん録音は完全別マスターです)。ディスクを再生すると、場内から沸き立つ歓声の中、イングヴェイのギターがラウドかつウルトラクリアに飛び出します(サウンドチェックなのに鳥肌が立つ ような音色)! それを裏付ける抜群の見通しとクリアネスは、さすがのオリジナル・マスター。バンド全体の楽音もダイレクト感に溢れていて、迫力満点の音 像は全ての聴き手をノックアウトするはず。イングヴェイのギターはもちろん、アンダース・ヨハンソンのドラムやイェンス・ヨハンソンのキーボードなどは、 オーディエンス録音でありながら、ライン音源のように間近に感じられます。「TRILOGY」の発表直後である'86年11月初頭、イングヴェイはジェフ・スコット・ソートらを率いて2度目のジャパンツアーを果たしていまし た。その際の熱狂を間近で体験したマニアも多いはず。しかし本作で聴けるライヴの激しさは、来日公演を観たマニアでさえ「日本公演以上ではないのか!?」 と驚くのではないでしょうか。セットおよび演奏のアウトラインは来日公演にも通じますが、バンド・アンサンブルはさらに充実しています。勢い良くスタート する「Liar」とメロディアスな「Queen In Love」、スピーディな「Fury」と、いきなり3連発する新曲はいずれも圧巻の聴き応え。ジェフはマーク・ボールズがアルバムで残した絶唱に負けず劣 らずの素晴らしいパフォーマンスを披露。アンダースのドラムとウォーリー・ヴォスのベースが織り成すリズムも非常にタイトで、場内の大歓声を集めていま す。これらの演奏を聴くだけで、バンドがベストな状態だと理解できるでしょう。ライヴ前半のヤマ場は「Far Beyond The Sun」でしょう! イングヴェイのギターは全編で荒れ狂いながらも、その美しさを失わない。流麗なフレージングがサウンドボードのようなリアルさであふ れ出す中盤は最高です(ウォーリー・ヴォスのベースも明瞭に浮かび上がっています)。ラストに添えられる「The Star Spangled Banner」も(当然ではありますが)アメリカのオーディエンスにアピールし、続く「Fire」へ最高のムードで流れ込みます!前作「MARCHING OUT」からの「Soldier Without Faith」のクリアなギター・サウンドはイングヴェイ・ファン必聴のポイント。ジェフも「TRILOGY」ナンバー以上に伸びやかな歌声を聴かせます。 さらに「Icarus' Dream Suite Op.4」そして「I Am A Viking」が、ライヴ中盤のハイライトを熱く盛り上げる! 「I Am A Viking」から展開する約10分のギターソロはまさに変幻自在!ディスク2はメンバー紹介に続いて「You Don't Remember I'll Never Forget」が炸裂! 同曲は発表直後でありながら、すでに代表曲・名曲の存在感で聴き手を痺れさせます! さらに「Trilogy Suite Op5」から続く「I'll See The Light Tonight」で、場内はこの日一番の大盛り上がり。怒涛の演奏でセット本編を終了します。アンコールは「Blues」からの「Black Star」でムーディに始まります(本録音では既発で欠落していた「Blues」冒頭も収録)。叙情的なメロディがクリアに、ダイレクトに紡がれる 「Black Star」のサウンドは、同時期でも屈指の録音テイクでしょう。そしてラストはALCATRAZZナンバーの「Too Young To Die, Too Drunk To Live」が演奏され、85分間のライヴを劇的にクロージングします!技術・勢いともにピークだった「TRILOGY」ツアーのライヴは、全てのマニアが「これこそイングヴェイだ!」と唸る最高の内容。その模様を過去最上 級の録音で今のファンに伝える本作は、まさに音の文化遺産です! 全てのメタル・ファンが見逃せない決定的録音が、必聴必携ここに登場します!
Live at Holiday Star Theatre, Merrillville, IN. USA 27th November 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1(49:42)
1. Intro 2. Liar 3. Queen In Love 4. Fury 5. Far Beyond The Sun 6. Fire 7. Keyboard & Guitar Solo 8. Soldier Without Faith 9. Icarus' Dream Suite Op.4 10. I Am A Viking 11. Guitar Solo
Disc 2(35:36)
1. Member Introduction 2. You Don't Remember I'll Never Forget 3. Trilogy Suite Op: 5 4. I'll See The Light Tonight 5. Blues 6. Black Star 7. Too Young To Die, Too Drunk To Live
Yngwie J. Malmsteen - Guitar Jeff Scott Soto - Vocals Jens Johansson – Keyboards Wally Voss - Bass Anders Johansson – Drums