
「1985年2月20日サンバーナーディーノ公演」のステレオサウンドボード・アルバムです。本作はどんなポジションにあるのか、まずは“ANIMALIZE WORLD TOUR 1984-1985”の全容の中からイメージしてみましょう。
・1984年9月30日-11月5日:欧州(29公演)・1984年11月5日-12月18日:北米#1(23公演)←DVD・1984年12月26日-1985年3月29日:北米#2(65公演)←★ココ★
以上の全117公演がツアー概要です。本数としては巨大なツアーですが、ブロックごとに分けてみるとやけにシンプルな「欧州+北米」なのです。その北米ツアーも、約1週間のクリスマス休暇を挟んで2つに分けられ、前半の代表が本DVDのミシガン公演(47公演目)であり、後半の代表サウンドボードが本作のサンバーナーディーノ公演(92公演目)なわけです。そんな本作は、ツアーを代表するに足る素晴らしいクオリティ。やや中央に固まったバランスは「オフィシャル級」と呼ぶには半歩及ばないものの、大歓声も遠くにしか聞こえない卓直結感も凄まじい。もちろん、中央に寄っているのは現場ミックスによるもので「Fits Like A Glove」ではギターが猛烈にパンするなど、間違いなくステレオ・サウンドボード。既発ではピッチの狂っているものもありましたが、本作ではジャストに整えたベスト・バージョンに仕上げました。そのクオリティで描かれるショウは、本編プレスDVDにも負けない灼熱のKISSショウ。セットリストは本編とまったく同一ですし、MCまで酷似しているのですが、それだけに完璧に計算され尽くした鉄壁のショウが揺るがない。ロック界広していえども、ここまで徹底的にプロフェッショナルなエンターテインメントがあるだろうか……もはや畏怖さえも覚える完璧主義に圧倒される。そんなパーフェクト・ショウの一部始終を卓直結サウンドで描ききった1本なのです。とは言え、やはり別公演。特に顕著なのはブルース・キューリックでしょうか。DVDでもすでにバンドのエンジンは全開でしたが、それでも正式メンバーに決定した当日。そこから更に場数を重ねた呼吸感・一体感が凄まじく、その後12年にわたって不動のアンサンブルが完成の域に達しているのです。ブルース・キューリックを迎え、オリジナル・メンバーに次ぐ鉄壁バンドへと昇華していったKISS。ノーメイクKISSが再び一時代を築いていく刹那、どうぞたっぷりとお楽しみください。
Live at Civic Center, San Bernardino, CA. USA 20th February 1985 STEREO SBD
Disc 1(46:00)
01. Detroit Rock City 02. Cold Gin 03. Creatures Of The Night 04. Fits Like A Glove 05. Heaven's On Fire 06. Guitar Solo 07. Under The Gun 08. War Machine 09. Drum Solo
Disc 2(42:30)
01. Young And Wasted 02. Bass Solo 03. I Love It Loud 04. I Still Love You 05. Love Gun 06. Black Diamond 07. Lick It Up 08. Rock And Roll All Nite
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Paul Stanley - Vocal & Guitar Gene Simmons - Vocal & Bass Bruce Kulick – Guitar Eric Carr - Drums