
結成35年を超え、今なおエクストリームなメタルの帝王に君臨し続けるSLAYER。その最新・極上ステレオサウンドボード・アルバムが登場です。ジェフ・ハンネマンの死を乗り越えた『Repentless』を2015年に発表し、LOUD PARK15にも参加した彼らですが、その後も“REPENTLESS WORLD TOUR”を続行中。昨年は10月までの北米レッグで一息ついていましたが、2017年も夏のフェス・シーズンに向けて動き出しました。まずは、今年も元気なSLAYERのツアー・スケジュールから確認してみましょう。
・4月28日-5月13日:南米(7公演)←★ココ★ ・6月1日-26日:欧州(16公演) ・7月12日-8月20日:北米(26公演)これが現在までに発表されている日程。本作に収められているのは、半年ぶりにツアーを再開したスタートダッシュを飾る「南米」レッグの4公演目「2017年5月6日:ブエノス・アイレス公演」。ブラジル/アルゼンチンを股にかけたメタルフェス“MAXIMUS FESTIVAL 2017”に出演した際の模様です。まさに行われたばかりのショウですが、このショウは現地のテレビ放送でも中継されました。それもマルチカメラのプロショットで出回っているものの、画質も音質も今ひとつ。本作は、それとは別にFM放送されたハイクオリティ・バージョンを収録しています。実際、本作のクオリティは“ほぼ”オフィシャル級。“ほぼ”ということは、こちらも今ひとつ……ではありません。実のところ、南米らしい荒っぽいサウンドボードなのですが、それが卓直結でえらく生々しいのです。もちろん、バンドによっては欠点にもなりかねないのですが、本作の主役は何と言ってもSLAYER。当代きってのアグレッシヴ・パーフェクター達ですから、猛烈に過激で強烈に巧い。サウンドの生々しさは美点になりこそすれ、欠点にはならないのです。まるで耳に著靴プラグを突っ込んだような埋没感、脳内でSLAYERが暴れまくる快感を存分に味わえるわけです。そのクオリティで炸裂するショウは、2年前の来日公演の記憶が鮮やかに蘇る。当店では、当時の最高峰録音をCD『REPENTLESS IN OSAKA』でお届けしておりますが、あちらは単独公演のフルセットだったのに対し、本作はフェス出演用のセット。やや短くはあるものの、その分、特濃に凝縮されたアグレッションが凄まじい。おおよそのセットは共通していますが、そこに光るのは来日公演では聴けなかった「Fight Till Death」! もちろん、革命盤『SHOW NO MERCY』の名曲です。近年でも時たまセットに組まれるので激レア曲というわけではないのですが、何しろ日本ではやってくれない。発表されるライヴアルバムにも収録されない。“原初スラッシュ期”だけにあった、あのNWOBHMの薫りを湛えつつ爆走するカッコ良さ。それが極上ステレオサウンドボードで聴けるのです。2017年の春、スラッシュ四天王の2者、MEGADETHとANTHRAXが揃って来日を果たしました。夢の“THE BIG 4 in JAPAN”が実現する予兆も見えませんが、せめてブートレッグだけでも4強を一度に体験したい。そんな気持ちに応えてくれるSLAYERの極上ステレオサウンドボードなのです。
Live at Tecnopolis, Villa Martelli, Buenos Aires, Argentina 6th May 2017 STEREO SBD (70:46)
1. Delusions of Saviour 2. Repentless 3. Disciple 4. Postmortem 5. Hate Worldwide 6. War Ensemble 7. When the Stillness Comes 8. Mandatory Suicide 9. Fight Till Death 10. Dead Skin Mask 11. Seasons in the Abyss 12. Hell Awaits 13. South of Heaven 14. Raining Blood 15. Black Magic 16. Angel of Death
Tom Araya - bass, vocals Kerry King - guitar Gary Holt - guitar Paul Bostaph - drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING