
BLACK SABBATHの1983年ツアーより、2日目に当たるスウェーデン・ストックホルム公演が、過去最良のオーディエンス録音マスターを使用して堂々のリリースです!この「BORN AGAIN」ツアーは先日リリースされた「READING ROCK '83」や、北米ツアー3公演をパックした「DEMON SEED」など良質な音源の登場が相次いでおり、そのいずれもがファンの皆様から大好評を頂きました。今回登場する本ストックホルム公演のオーディエンス音源は、主に海外のマニアの間でアナログ時代から「ツアー開始直後のライヴを良好な状態で記録されている」定番として認知され、多くのタイトルが登場してきました。本作では各種存在するそのアナログマスター中でも良好であるとされる「BITCH」というタイトルの、その中でも特に状態が良いものをセレクトしてサウンドを起こしています。 もちろん音盤化の過程で入念なリマスター・トリートメント作業を施して、原盤の良さを活かしつつさらに数ランク上の音源へとステップアップを図り、これまでリリースされた作品を支持してくださったファンの皆様の期待に応える極上音源として完成いたしました!ショウの幕開けを告げるイントロはおなじみの「Supertzar」ではなく、「BORN AGAIN」より神秘的なインストである「Stonehenge」が用いられ、ロニー時代の「E5150」同様に"ギラン時代のライヴ"のスタートを強烈に印象付けています。会場の広さを感じさせる空気感と見通しは素晴らしく、極上の臨場感には聴き手も胸が高鳴る事でしょう。オープニングの「Children Of The Grave」から演奏が始まると、今度はライン音源のような安定感に驚くはずです。 定位の中央にしっかりとフォーカスされたイアン・ギランのヴォーカルはもちろん、トニー・アイオミのギター、ギーザー・バトラーのベース、そしてベヴ・ベヴァンのドラムがそれぞれ明瞭に聴き分けられ、オーディエンスノイズも全く気になりません。まるで意識してミックスされたようなサウンド・バランスは、30年近く昔のオーディエンス録音としては破格のレベルです!グルーヴィなベースとドラムのリズムが印象的な「Hot Line」ではギランの歌も絶好調で、要所に挟まれるシャウト、ロックンローラーとしての背景をにじませる軽妙な歌い回しなど、いずれもギランの長所を凝縮して味わえます。この「Hot Line」に限らず、ツアー初期は新作からのセットインが多く、大きな聴き所となっています。「Born Again」や「Keep It Warm」は「READING ROCK '83」でも良質なテイクを聴く事が出来ましたが、本音源ではさらにバランスに優れた高品位なテイクを楽しめます。ライヴのハイライトになっている「Disturbing The Priest」に「Zero The Hero」でもギランの存在感は際立っており、破壊的で邪悪な雰囲気の表現という意味から言えば、ギランは歴代のSABBATHシンガー中でも特に適任者だったのではないかとすら思わされます。ツアー初期はロニー時代からの選曲が無く、「BORN AGAIN」の新曲+オジー時代のクラシックというセット構成でした。ギランにとってもこのセットは負担が小さい上に自由度は大きかったようで、「War Pigs」を始め「Supernaut」「Iron Man」「Black Sabbath」等ではことごとくギラン流の解釈でクラシックナンバーに新しい息吹きを与えています。ギランは後のインタビューでも「私はカヴァー・シンガーでは無いから」と言っていましたが、その言葉どおりに全てが、オジー時代をも超えるもうひとつのオリジナルのようなイメージを与えています。熱心なマニアの方はこのギラン時代で「オジーを越えるSABBATHクラシック」という表現に抵抗を覚えるかも知れませんが、大迫力の「War Pigs」や「Black Sabbath」を聴けばきっとお解かり頂けるでしょう。アイオミのギターがメタリックなエッジを感じさせつつ、ギランが野獣の咆哮の如きシャウトを轟かせる両曲のハイライト部分は全SABBATHファン必聴と断言します!アンコールにおける「Paranoid」の完成度の高さはもはや言わずもがなですが、この日は「Heaven And Hell」のリフへのつなぎが上手く行かず、通常と異なったややスローな展開になっているのも聴き所です。(なお「Iron Man」ラストには残念ながらマスターに起因するカットが存在します。)'83年ツアーの初期ライヴは、以前リリースされた「NEVER AGAIN」(Shades)でも初日のノルウェー・オスロ公演の模様を楽しむ事ができましたが、そちらは残念ながらカットや欠落が存在した不完全版でした。本作ではツアー初期ならではのレアなセットリストに、熱がこもったバンドの演奏を、さらに抜群の高音質で記録しており、一聴した途端そのフラストレーションもたちまち消し飛んでしまう事でしょう。伝説の'83年レディングフェスティバルへ至るプロローグという資料性のみならず、この時代ならではの破天荒なエネルギーが渦巻く娯楽性たっぷりの演奏は何度聴いても楽しめます。本作はドキュメント・エンターテイメントの両面で大いにアピールしている至高のライヴと言えるでしょう。初心者の方も'83年ツアー前半のオーディエンス音源を聴くならまずこの一本からどうぞ!BLACK SABBATH、イアン・ギラン・ファン双方が絶対に見逃せない大推薦タイトルの登場です!
Live at Johanneshovs Isstadion, Stockholm, Sweden 19th August 1983 TRULY AMAZING/PEREFCT SOUND
Disc 1
1. Stonehenge 2. Children Of The Grave 3. Hot Line 4. War Pigs 5. Born Again 6. Supernaut 7. Drums Solo 8. Rock 'N' Roll Doctor 9. Disturbing The Priest
Disc 2
1. Keep It Warm 2. Black Sabbath 3. The Dark 4. Zero The Hero 5. Guitar Solo 6. Digital Bitch 7. Iron Man 8. Smoke On The Water 9. Paranoid
Ian Gillan - Vocals Tony Iommi - Guitars Geezer Butler - Bass Bev Bevan – Drums Geoff Nicholls – Keyboards