
本作が収録されたのは「1980年7月5日」。ロングアイランドの西側にあるヘムステッド公演です。まずは、伝説的な重金属ツアーの日程からポジションを確認してみましょう。
・3月7日-4月1日:英国#1(21公演)《4月14日『BRITISH STEEL』発売》・4月12日-28日:欧州(13公演)・5月25日-8月3日:北米(39公演)←★ココ★・8月16日+23日:英国#2+ドイツ(2公演)
これが“BRITISH STEEL TOUR 1980”の全体像。本作のヘムステッド公演は26公演目にあたるコンサートです。このショウはFM放送されたことで、古くから大定番に君臨。『BRITISH STEELER』等、幾多の既発を生み出してきました。本作は、そんな名放送でもベストバージョンとして知られる“Reel to Reelからの1stジェネコピー”をCD化したものです。そのサウンドはワイルドな特級ステレオ・サウンドボード。さすがに“オフィシャル超え”級の本編プレスCDには及びませんが、そもそも味わいが違うので比べるべきではないのかも知れません。本編プレスCDが鋭利でタイトな「カミソリ・サウンド」だとすれば、本作は暴虐な「剛鉄サウンド」とでも呼ぶべきもの。ガンガンと目の前に叩きつけ、チカラでねじ伏せにかかるド迫力ぶりなのです。さらに嬉しいのは、貴重なフルセット収録なこと。ちょっとここで、このツアーのサウンドボード事情を整理してみましょう。
・4月25日パリ公演[9曲]・6月25日デンバー公演・7月5日ヘムステッド公演 【本作】・8月3日シラキュース公演[12曲]
これが現在知られる“BRITISH STEEL TOUR 1980”のサウンドボード。4種あるうち、パリ公演とシラキュース公演はカットの多い部分収録でしかなく、サウンドも3レベルほど落ちる。正直なところ、オーディエンス録音の方がマシなくらいなのです。数少ないサウンドボードでも本作のセットがいかに決定的なのがご理解頂けるでしょう。全世界に「これがヘヴィメタルって音楽だ!」を宣言した“BRITISH STEEL TOUR 1980”。その頂点サウンドボード記録2本を一気にコレクトできるチャンスです。「ハードロックとは違うメタル」誕生の刹那、どうぞ2本併せて魂に刻みつけてください。
Live at Calderone Concert Hall, Hempstead, NY. USA 5th July 1980 STEREO SBD (74:11)
1. Intro. 2. Hell Bent For Leather 3. The Ripper 4. Running Wild 5. Living After Midnight 6. Sinner 7. Beyond The Realms Of Death 8. You Don't Have To Be Old To Be Wise 9. The Grinder 10. Victim Of Changes 11. Steeler 12. Genocide 13. Tyrant 14. The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown)
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Rob Halford - Vocals Glenn Tipton - Guitars K.K. Downing – Guitars Ian Hill - Bass Dave Holland – Drums