
最強バンドの最強録音が究極クオリティの完全版で登場。その“最強バンド”とは、もちろん1986年のDLR BAD。スティーヴ・ヴァイ&ビリー・シーンの超絶ストリングス・チームを擁し、希代の大名盤『EAT 'EM AND SMILE』を生み出した通称“EAT 'EM BAND”です。そして、“最強盤”とは「1986年12月14日フレズノ公演」の極上オーディエンス録音。その大元マスターからダイレクトにデジタル化された完全版なのです!
【サウンドボード扱いされる代表録音の完全版】
このフレズノ録音は、古くからの大定番。「EAT 'EM BANDを聴くならまずはコレ!」と言われる名録音で『SHYBOY IN FRESNO』が好評を博しています。何が素晴らしいかと言えば、クオリティに尽きる。当時は……いえ、現在でも一部のコレクターがサウンドボードとして取引しているほどでして、その骨太・肉厚な演奏音は絶品。もちろん、事実としてはオーディエンス録音なのですが、ほんのりした会場音響もクリアに透き通っており、距離感を感じない。人気絶頂の熱狂も吸い込んではいるものの、あくまでスペクタクル要素。極太な演奏/歌声よりも遠くに広がる感覚なのです。数あるEAT 'EM BANDの記録でも、サウンドボード扱いされているのはこのフレズノ公演だけ。まさに最強録音なのですが、大きな欠点もありました。それは短さ。これまでの既発はほとんどが不完全版で、最高クオリティとされてきた『SHYBOY IN FRESNO』でも約77分の1枚物だったのです。
【マスター・ダイレクトの究極クオリティ】
しかし、本作は違う。これまでの名作群と同じ録音でありながら、フルショウの完全収録アルバムなのです。しかも、単なる完全収録でもない。本作は、大元マスター・カセットからダイレクトにデジタル化されたもの。別録音のツギハギで拡張したわけではないので、超ハイクオリティ・サウンドのまま完全に一気貫通するのです。しかも、サウンドそのものもアップグレード。これまでサウンドボード扱いされてきたダイレクト感はさらに鮮やかに、ディテールはさらに細やかに、鳴りはさらに美しい。マスター・カセットが吸い込んだ現場のヴァイヴが究極鮮度鮮度のままスピーカーから吐き出されるのです。そんな原音はそのままでも超絶だったのですが、せっかくの頂点鮮度だけに究極を目指して細心マスタリングも実施。オリジナルの端正な鳴りはそのままに、右に偏っていたステレオ感を調整しつつ、さらに鮮やかに変更。何ヶ所かにあったピークの歪みも綺麗に補正しました。その結果、ギターソロやベースとのバトルが1音1音まで超鮮明に浮き立つサウンドを実現したのです。
【最強バンドの究極ロック・ショウ】
そのクオリティで描かれる最強バンドのショウ……やっぱり、凄い! 希代のエンターテイナー、ダイヤモンド・デイヴの一大全盛期。お調子者は人気が高いほど凄まじいものですが、それが天井知らずにノリまくっている。そして何より、ヴァイ&ビリーの最強ストリングス・チーム! MR. BIG他でも技巧バトルを繰り広げていくビリーですが、やはりヴァイはレベルが違う。単に速く巧いのではなく、彼が生み出した変態フレーズが鮮やかに舞い狂う。そのヴァイに対抗するからこそ、ビリーもどのバンドよりもド派手に引き倒せるというものです。ヴァイ自身で見てもハンパない。デイヴの豪快アメリカンHRは、明らかにALCATRAZZやWHITESNAKEよりもヴァイにぴったり。デイヴと出会ったことでユーモアと豪快さがシンクロし、超個性フレーズも珍奇ではなく必然の音に昇華している。すべてをコントロールするソロライヴほどの完成度は望めないものの、歌入りバンドではEAT 'EM BAND以上にヴァイが輝いたバンドはないでしょう。そして、そのアンサンブルで描かれるセットも最高! 希代の大名盤『EAT 'EM AND SMILE』ナンバーも勢いアップ、バトル増量で迫りますが、生まれ変わった初期VAN HALENのレパートリーも凄い。実に8曲の大盤振る舞いで、どれも超ストリングスのド迫力バージョン。エディの印象的なフレーズはさらに奇抜になり、実際にVAN HALENに加入しかけたこともあるビリーも「こうやって弾きたかった!」と言わんばかり。方向性もボリュームも明らかに初期VAN HALENのアップデートを狙っており、いくつかの代表曲だけを残して衣替えしてしまった本家とは対照的。本作は、そんな“伝説の続き”を体感できるライヴアルバムでもあるのです。初期VAN HALENサウンドを引き継ぎ、更なるアップデートを期したEAT 'EM BAND。そしてデイヴにしろ、ビリー、ヴァイにしろ、一度も超えることはできなかった超豪華アンサンブルでした。本作は、その頂点ライヴの代表録音をマスター・ダイレクトで甦らせた完全版。まさに2つとない希代の超傑作ライヴアルバムなのです。ロック史上、類を見ない頂点の一作。
Live at Selland Arena, Fresno, CA. USA 14th December 1986 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE)
Disc 1 (48:29)
1. Shy Boy 2. Tobacco Road 3. Unchained 4. Panama 5. Drums Solo 6. (Oh) Pretty Woman 7. Elephant Gun 8. Ladies Night In Buffalo? 9. Everybody Wants Some!! 10. On Fire 11. Dave's Love Rap 12. Bump And Grind
Disc 2 (54:41)
1. "The Story Of Raymond" 2. Ice Cream Man 3. Big Trouble 4. Yankee Rose 5. Guitar & Bass Solos 6. Instrumental Jam 7. Ain't Talkin' 'Bout Love 8. Goin' Crazy! 9. Jump 10. California Girls
David Lee Roth - Vocals Steve Vai - Guitar Billy Sheehan – Bass Gregg Bissonette - Drums Brett Tuggle - Keyboards