
3時間半に及ぶ定番プロショット&サウンドボードのせいで、ほぼ完全に無視されている1977年7月17日のシアトル・キングドーム公演の高音質オーディエンス録音を3時間33分に渡って収録。この日のオーディエンス録音と言えば過去に「Kingdom Of Zep」、「 I Scream, You Scream!」などで2種類の音源がリリースされていましたが、本盤はそれらとは別音源で3つ目のオーディエンス録音となります。録音者はシアトルの名テーパー「Bill B.」で、音質はモノラルながら十分に良好。本音源は2009年に「Floating On A Sea Of Scream」というタイトルで初登場。その際は、Since I've Been Loving Youの全般とOver The Top1分目にデジタルノイズ&スキップの問題がありましたが、2011年にJEMSがアップしたこの音源のニュートランスファー・ヴァージョン「Like The Holy Land」では、上記2曲のエラー問題はなく、全編に渡って、ストレスなく聴き切ることが出来るようになりました。聴き比べると、JEMS版は音の問題がないばかりか、音質もナチュラルでイコライズ感も無く、イコライズ過剰だった「Floating On-」との違いは明らかで、流石「New Transfer」と書かれているだけのことはあります。ネットの説明の「This is a really nice and enjoyable recording that perfectly captures just how much of an event this show really was and grandiosity of it all.」はまさにそのとおりで、大会場での演奏を捉えた、質の良いオーディエンス録音は、バンド及びコンサートの魅力をサウンドボード以上に雰囲気抜群のイメージを持って、リアルに聴き手に伝えてくれます。シアトル・キングドームというと、定番音源・映像でありながら「ライヴとしてはいまひとつ」の印象を持たれていると思いますが、こうやって全長を質の良いオーディエンス録音で聴くと、印象もまた変わってくるような気がします。これだけの質の高い名録音・名音源でありながら、まともな形でのリリースが無いまま今に至っている、通称「Source #3」。これがいかに聴きごたえに満ちた素晴らしい録音テイクであるかを、どうぞこの機会にご確認ください。
Live at Kingdome, Seattle, Washington, USA 17th July 1977
Disc 1(68:15)
1. Intro 2. The Song Remains The Same 3. Sick Again 4. Nobody's Fault But Mine 5. Over The Hills And Far Away 6. Since I've Been Loving You 7. No Quarter
Disc 2(64:23)
1. Ten Years Gone 2. The Battle Of Evermore 3. Going To California 4. Black Country Woman 5. Bron-Yr-Aur Stomp 6. White Summer 7. Black Mountain Side 8. Kashmir
Disc 3(78:44)
1. Over The Top 2. Guitar Solo 3. Achilles Last Stand 4. Stairway To Heaven 5. Whole Lotta Love 6. Rock And Roll