
ポール2017年の来日公演アイテムにおけるスタンダードの基準を作ってみせたと言っても過言ではない当店からのリリース。今回は再びツアー初日の武道館から第三の音源。一番最初のリリースで臨場感重視だった「BUDOKAN 2017」、音像とクリアネスのバランスが見事な優等生録音の「ONE ON ONE at BUDOKAN」というのがこれまでにリリースされてきたアイテムの音質イメージだとすると、今回の音源は「豊かな低音」。音像的には過去二タイトルの中間といったバランスであり、そこに豊かな低音が絶妙なバランスで加味された、当店の独自入手録音。この低音の迫力こそ、過去二タイトルとは違った大きな魅力なのです。まずは武道館スペシャル・レパートリーの一つとなった「Drive My Car」のイントロに切り込むポールのベースの音を聴いてみてください。それまでの音源とは一味違う定位域の迫力に圧倒されることでしょう。同じことはブライアン・レイがベースを弾いていた「Let Me Roll It」においても、あのギター・リフを支えるベースラインが他の音源以上に迫力の低音を叩き出してくる。こうしたライブ前半部分を聴いてもらっただけでも、いかに低音が魅力のオーディエンス録音であるかということを実感してもらえるでしょう。それでいて、低音が目立ち過ぎで音像や演奏の輪郭をぼやけさせてしまうブーミーな録音状態とはまったく別次元。低音が目立つバランスながらも、全体的には非常に品のある質感。一聴すると地味に映ってしまうかもしれない。しかし、そんな録音状態ならではの押しつけがましくない、引き締まってジェントルな音質には思わず聞きほれてしまう。何しろ低音が魅力なオーディエンス録音ですので、アコースティック・ソングのパートですら、普通のオーディエンス録音では味わえないような低域がしっかりとキャッチされている。会場が一丸となった盛り上がりを見せた「Love Me Do」のような曲においても、オーディエンス録音ならではの臨場感だけにとどまらず、2017年4月25日の武道館で実際に会場で鳴っていた低音をリアルに再現してくれるというところに、この音源の偉大さがあると言っても過言ではありません。そして過去の当店アイテムとの聴き比べで音質の違いが分かりやすいのは、今回も「I Wanna Be Your Man」。今回の武道館における「ニホンハツコウカイ!」な演奏で過去の当店アイテムとの音質の方向性がまったく違うことを理解してもらえるはず。それほど今回の音源は、ここまで繰り返してきたような低音の迫力に尽きるのです。ポール自身もお気に入りのベースラインだと来日時に語っていた「Being for the Benefit of Mr. Kite!」でも、あのプレイを余すことなく再現してくれるのがこの音源ならでは。そして極めつけは最後の「The End」においてポール以下、三人のギタリストがバトルを繰り広げているバックにおいて、キーボードのウィックスが鳴らしていたベースラインまでもが驚きのクリアネスで捉えられている。ここまで書き連ねてきたポイントを呼んでいただければ、今回リリースされる第三の武道館音源がいかに独自の魅力を持った音源であるかを理解してもらえるかと思います。特に、ツアー初日の興奮だけでなく、当日の会場で鳴っていた「あの音」を思い起こさせるような低音の迫力が最高。当店からのポール2017年武道館リリースはこれにて打ち止めです!
Live at Budokan, Tokyo, Japan 25th April 2017 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (79:32)
1. Intro. 2. A Hard Day's Night 3. Jet 4. Drive My Car 5. Junior's Farm 6. Let Me Roll It 7. I've Got A Feeling 8. My Valentine 9. Nineteen Hundred And Eighty-Five 10. Maybe I'm Amazed 11. We Can Work It Out 12. Every Night 13. In Spite Of All The Danger 14. Love Me Do
15. Blackbird 16. Here Today
Disc 2 (68:21)
1. Queenie Eye 2. Lady Madonna 3. I Wanna Be Your Man 4. Magical Mystery Tour 5. Being For The Benefit Of Mr. Kite! 6. Ob-La-Di, Ob-La-Da 7. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 8. Back In The U.S.S.R. 9. Let It Be
10. Live And Let Die 11. Hey Jude 12. Yesterday 13. Hi, Hi, Hi 14. Golden Slumbers 15. Carry That Weight 16. The End