
続々と到着する“YES Featuring Jon Anderson, Trevor Rabin, Rick Wakeman(以下「YES ft. ARW」)”のオーディエンス・コレクション。その極上録音がリリース決定です。本作に収められているのは「2017年4月21日:あましんアルカイックホール」公演。先日『LIVE IN AMAGASAKI 2017』でレポートし、さらに今週は『AMAGASAKI 2017』でもご紹介する尼崎公演です。「同じライヴで3本目?」との声が聞こえてきそうですが、本作はそれでもご紹介せずにはいられない名録音なのです。何しろ、本作をモノにしたのは、かの名手“西日本最強テーパー”氏。当店にご協力くださる名録音家の中でも、質・量・確率すべての面でトップクラスに君臨する名手中の名手です。もちろん、“最強”氏の作品が悪かろうハズがなく、本作のクオリティは当たり前のように極上。 その“方向性の違い”とは空気感の事です。『AMAGASAKI 2017』は苛烈なまでのダイレクト感でビッカビカに輝くサウンドでしたが、本作は楽音の芯こそ強烈なものの、ほんのりまとった空気感が“美”を演出するタイプ。降り注ぐジョン・アンダーソンの美声、教会さながらに荘厳な“鳴り”が胸に迫るリック・ウェイクマン。2人がクラシカルYESの旨みをたっぷりと聴かせる中で、キリッとしたサウンドで楽曲の輪郭を浮き立たせるトレヴァー・ラビン……常々「YESミュージックにはオーディエンス録音が似合う」と繰り返しておりますが、その美点を極限までに引き上げたサウンドなのです。また、本作には同録音家コレクションの兄弟作との比較という楽しみもある。今週同時リリースされる『LIVE IN NAGOYA 2017』も“最強”氏の作品であり、大阪・名古屋を同一録音家でコレクトできる。さらに言えば、昨年11月に来日した本家YESの『LIVE IN OSAKA 2016』も“最強”氏。東京公演のオーチャードホールのように“同会場”とまではいきませんでしたが、同録音家・同機材で“2つのYES”を定点観測できるわけです。むしろ、客録独特の旨みでは本作が上を行く。オーディエンス・サウンドならではの“美”に目のない諸兄に贈る極上の1本。
Live at Amashin Archaic Hall, Amagasaki, Japan 21st April 2017 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (68:12)
1. Symphonic Music (Perpetual Change Theme) 2. Cinema 3. Perpetual Change 4. Hold On 5. I've Seen All Good People 6. Drum Solo 7. Lift Me Up 8. And You and I 9. Rhythm Of Love 10. Heart Of The Sunrise
Disc 2 (62:31)
1. Changes 2. The Meeting 3. Awaken 4. Make It Easy 5. Owner Of A Lonely Heart (feat. Sunshine of Your Love, Crossroads) 6. Roundabout