
2017年のジャパンツアー。すでに“音源異常事態”の様相。異常なレベルの高音質音源だらけなのです。その大豊作ぶりを証明するかのような極上ライヴアルバムがリリース決定です。本作に収められているのは「2017年1月30日:東京国際フォーラム公演」。今週は、東京2公演をセットした『LIVE IN TOKYO 2017』や映像作品『TOKYO 2017 FIRST NIGHT: THE VIDEO』も登場。同会場2公演の上にタイトルも多いので、ここで整理しておきましょう。
●1月30日:東京国際フォーラム『LIVE IN TOKYO 2017』 『TOKYO 2017 FIRST NIGHT: THE VIDEO』『TOKYO 2017 DAY 1』※本作 ●1月31日:東京国際フォーラム『LIVE IN TOKYO 2017』このように、本作は国際フォーラム2DAYSの初日を記録した3本目です。3つ目であってもリリースせざるを得ない理由は、その猛烈なクオリティにある。詳しい録音ポジションは分かりませんが、その猛烈にダイレクトな楽音は「まるでサウンドボード」と呼ぶに相応しい。生々しい喝采こそ客席録音の証明となっていますが、演奏音も2人のヴォーカルもすぐ目の前。ジェフの気紛れギターは細かなディテールまで鮮やかに浮かび上がり、ドラムはキットの構造まで立体的に感じられる。まさに、目を閉じれば触れられそう……いえ、むしろ脳内サウンドと呼びたい激近感なのです。その上で、サウンドボードのような味気なさは皆無で“鳴り”もとことん美しい。もう無茶苦茶な贅沢です。さらに驚きなのは、これほどの録音をモノにしたのが新進気鋭の録音家ということ。これまで個人では録音していても、公開はしてこなかったニューカマーなのです。とてもではありませんが、このサウンドは個人の趣味レベルではない。業界で情報交換しながら腕を磨いてもなかなか到達できない名人芸を、在野の録音家が……。世界的にも日本録音は一種のブランドとなっていますが、その懐の深さを改めて思い知るライヴアルバムです。 凄まじい達人テーパーが登場してしまいました。これから録音されていくであろう作品にも期待してしまいますが、同時にこれまでのコレクションにも興味が吹き出して止まらない。これほどの激ダイレクトな個性派サウンドで、どんなアーティストを録音されてきたのか……。単にジェフ・ベックの最新・極上録音というだけでなく、新たなる達人の名刺代わりとなる大傑作。皆さま、これは大注目の1本です!
ive at Tokyo International Forum, Tokyo, Japan 30th January 2017 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (64:41)
1. The Revolution Will Be Televised 2. Freeway Jam 3. Lonnie on the Move 4. Live in the Dark 5. The Ballad of the Jersey Wives 6. You Know You Know 7. Morning Dew 8. A Change Is Gonna Come 9. Big Block 10. Cause We've Ended as Lovers 11. O.I.L. (Can't Get Enough of That Sticky)
12. Thugs Club 13. Scared for the Children
Disc 2(41:12)
1. Beck's Bolero 2. Blue Wind 3. Little Brown Bird 4. Superstition 5. Right Now 6. Goodbye Pork Pie Hat/Brush with the Blues 7. A Day in the Life 8. Going Down