
2005年「A Bigger Bang」北米ツアーからの名公演・名音源である11月6日のハリウッド・ボウル公演初日のライヴを極上音質で完全収録。It's Only Rock 'n Rollの後の最初のMCでミックが「この会場で演るのは1966年以来」と語りますが、39年ぶりの同会場公演を素晴らしい音質で捉えたのが本作です。Shoeps MK41マイクで録られた高音質オーディエンスと、ALD(聴覚補助用)録音をネットのアップローダーがオリジナルにマトリックスさせた音源を収録してあり、手法としては既発のDAC、TMQタイトルに近いものがありますが、流石に近年のアップロードだけあって、既発で大きな欠点だったヒスノイズ等の弱点を見事に補正されています。高域の「鳴り」も文句なし。ALD特有のノイジーな感触は無く、良い意味でのマイルドでウォームな質感を最初から最後までキープされています。レンジの狭いモノラルなサウンドボードの弱点を非常に上手く緩和した傑作音源と言って良いでしょう。比率的にはALDを110%、ステレオ・オーディエンスソース28%の配分とのことですが、その絶妙なバランスと双方を補完する音の質感は素晴らしく、これをこのままプレスCD化しても全く問題ない程のグレードの高い作品に仕上がっています。このALD音源は、左寄りで、終始、右側が弱いわけですが、そこに良い感じでワイド感を出してくれるこのSchoes録音のオーディエンスで、上記既発のオーディエンス録音は観客の声がうるさめでしたが、このAUD録音は非常にスマートでクリアー、歓声もオフでとても聴きやすく、最高の効果を上げています。セットに関しては、同会場2日目のオープニングがStart Me Upだったせいか、この初日は Jumping Jack Flash からスタートしています。ノスタルジーな公演を意識してか、60年から70年代の曲を中心にセットが組まれており(ABBツアーでRough Justiceが演奏されなかったのはこの日だけ)、ファンは10年前の公演ですが、懐かしく聴き入ってしまうのではないでしょうか。これなら何度でも聴けてしまうこと間違いなしの絶品盤。
Live at Hollywood Bowl, Hollywood, CA. USA 6th November 2005 TRULY PERFECT SOUND(ALD/AUD Matrix)
Disc 1 (69:56)
1. Jumping Jack Flash 2. It's Only Rock 'n Roll 3. Live With Me 4. Tumbling Dice 5. Oh No, Not You Again 6. Back Of My Hand 7. Dead Flowers 8. Midnight Rambler 9. All Down The Line 10. Night Time Is The Right Time 11. Band Introductions 12. Slipping Away 13. Infamy
Disc 2 (50:08)
1. You Got Me Rocking 2. Wild Horses 3. Get Off Of My Cloud 4. Sympathy For The Devil 5. Honky Tonk Women 6. Start Me Up 7. Brown Sugar 8. You Can't Always Get What You Want 9. Satisfaction